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2016年01月号

その後の推移と各社の取り組み その2

2016年01月08日 00:05 by K-Tamaki
2016年01月08日 00:05 by K-Tamaki

さて、次は、イオン、ユニ・チャーム並びに大日本住友製薬についてです。記者は、このうちイオン200株と大日本住友製薬100株を買いました。

株価の推移は、(前の記事と同様のチャートで)ご覧の通りです。日経平均との比較では、イオンがパフォーマンスがよく(7/24 1,836円→年末 1,868円)次いで大日本製薬(7/24 1,473円→年末 1,431円)、ユニ・チャームは中国へかなり進出していることもあってか、中国経済減速懸念による業績悪化を嫌気して指数以上に売り込まれました(7/24 3,139円→年末 2,477円)。では、個別に見てみましょう。

まずは、イオンです。株主優待として「しおりと優待カード(本人用と家族用)」が送付されてきました。これで、イオンペット関連の店舗で5%の割引特典が得られます。配当も8月中間で1株あたり14円あり、株価の値上がり益は、ほとんどありませんでしたが、トリミングなどでイオン関連の店舗を利用する方なら、やはりメリットは大きいのではないでしょうか?

尚、イオンに関しては、広東にイオンモールをオープンするなどのプレスリリースがありましたが、ペット関連では目立ったニュースはありませんでした。

次に、ユニ・チャーム。11月1日が「ワン、ワン、ワン」で犬の日!?、これにちなんで11問の「ワンワン クイズブック」を発行、こんなニュースがありましたが・・・・特にお伝えするような情報もなく、チャイナショックのあおりを受けて株価は、前述した通り暴落しています。お勧めしなくてよかったと、内心ほっとしている記者でございます。

最後は、大日本住友製薬。株価の推移では、わずかばがり下落となりましたが、中間配当として1株当たり9円(100株で900円、税金を差し引いて手取り718円)を得ました。前回のご紹介では、3年後をめどにペット向けの再生医療を実用化するというニュースがあり長期保有で・・・、としましたが、まさにその通りの推移です。

これは、会社から送られてきた株主通信、その「研究開発の状況」を株主に報告するページです。再生医療と謳ってはいますが・・・人間で精一杯のようですね。肝心のペットの再生医療に関しては何も書かれていませんでした。ヘルニアやアトピー性皮膚炎で苦しむ犬に注射するだけで回復を促す画期的な治療を実用化・・・、このニュースを理由に応援する意味で株主になったのですが・・・これは総会で進捗状況を質問せねばなりませんね。

 

 

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