いかがでしたでしょうか?ここまで講習内容を記者なりにまとめてみました。
今回は、動物取扱責任者のみならず、私達ペットの飼い主にも参考になる内容であったと感じています。
そして、最後はやっぱり、これ!試験問題ですよ!
講習ではテキストと「動物取扱責任者(法定)確認テスト」と銘打って簡単な問題が配られます。
ちなみに、この問題用紙は、研修修了証と引き換えに提出、同時に解答・解説が配布されます。
研修内容の理解を確かめるために実施しているようですが、特に全問不正解だったら注意されるというものでもありません。といいつつ、実は出来不出来を記録しているかもしれませんが・・・
では、チャレンジしてみてください(問題は、原文通り)。
問1. 動物の問題行動について、誤っているものに×を1つ付けましょう。
1.動物が本来持つ青樹な行動であれば、問題行動ではない。
2.「きちんと飼うことができていない」、「きちんと発達・成長していない」ことが、問題行動に繋がっていく。
3.問題行動の原因は、生まれつきのもの(生得的因子)と生まれてからの経験(習得的因子)の2つに分けることができる。
4.問題行動の原因のうち、生まれてからの経験については、習性から発育期間を通じた親兄弟、人間の影響、そして、飼い主の手に渡って以降の不適切な飼育環境や飼い主に動物への対応がある。
問2.動物福祉(アニマルウエルフェア)について、誤っているものに×を1つ付けましょう。
1.問題行動の原因には様々なものがあるが、その中の多くは動物福祉(5つの自由)の不備によるものである。
2.動物福祉における「5つの自由」とは、「食事と水」、「清潔でここちよい住環境」、「疾病予防、治療」、「恐怖や精神的苦痛からの解放」、「生来的行動をとること」が保障されていることである。
3.「5つの自由」が保障されないと、転移行動や正常な行動からの逸脱が起こり、常同行動や常同障害に発展することがある。
4.問題行動の改善は、飼育環境の「5つの自由」に関わりなく、問題をなる行動をしないようにさせるかまたは、行動をかえさせるだけで良い。
問3.「におい」について、誤っているものに×を1つ付けましょう。
1.においの好き嫌いには個人差があり、体験や慣れによっても変化する。
2.雑音・悪臭が住民にとっては最も身近な環境問題でsる。
3.住民の生活環境を保全するため、事業活動にともなって排出されるにおいを規制する法律「悪臭防止法」がある。
4.悪臭苦情が発生していなければ、規制地域内の事業場は、規制基準を守らなくても良い。
5.動物のにおいの原因の主なものは、尿から発生する「アンモニア」、体臭や糞便から発生する「硫化水素」、「ノルマルー酪酸」である。
問4. におい対策として、誤っているものに×を1つ付けましょう。
1.対策の第一歩は「においを出さない工夫」をすることである。
2.手軽にできるにおい対策として、こまめに掃除をしたり、においが出る作業の時間帯に注意したりする等がある。
3.換気扇や排出口などの排出方法を変えることも、有効な対策である。
4.周辺住民から苦情を言われる前に手を打つと、比較的安価に対策ができる。
5尿のにおいは、重曹を使って掃除するとよい。
常識で考えれば、簡単に答えがでるものもありますね。
解答・解説は、こちらです。
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