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2016年11月号

まずは、備えあれば憂いなし!

2016年11月28日 08:36 by K-Tamaki
2016年11月28日 08:36 by K-Tamaki

まずは、日頃から次のことを心掛けましょう。

1.緊急対応可能の獣医を含め2か所以上の動物病院を受診しておくこと。

大震災発生時などでは、獣医も被災します。2か所以上の動物病院を受診しておけば、いざという時の選択肢が広がります。病院はカルテのあるかかりつけなら既往症も把握できており、適切な投薬治療が可能です。さらに、動物病院では24時間対応の病院と連携しているところもあります。これも要確認事項です。またネットで自宅近くの24時間対応の病院も確認、電話番号を登録しておくのもよいでしょう。

2.搬送・運搬手段の確認

自宅近郊に営業所のあるペットOKのタクシー会社を2社くらい確認しておくべきです。車を所有していても非常事態の場合は、自分で運転するのは危険です。できるだけ避けるべきです。まして一人暮らしの方の場合、獣医との連絡、応急処置から搬送までずべて同時に対処はできませんね。何を置いても獣医のところまで命を繋ぐ、そのためにも搬送手段の確保は重要です。タクシー会社には、あらかじめペット同乗の条件(ゲージ、クレートが必須か否か、抱っこでもOKか!?)もあらかじめ確認しておくと尚安心です。

そのうえで、もし非常事態(普通でない状態のペット)に遭遇したら、心掛けることは次の通りです。

1.可能な限り助けを呼ぶこと。自分一人ですべてに対処する(獣医に連絡、救命措置、搬送など)ことは困難です。

2.ペットの救命措置、観察、意識の確認 は獣医に引き継ぐまで続けること。

3.自分の身の安全を第一に考えて行動すること(大震災時など)。

4.絶対にあきらめないこと。

5.救命措置はためらわずに思いっきりおこなうこと。

これらを是非、平常時より心に留めておいてください。

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