実は、この施設、2月22日付け日経夕刊土曜版の一面でも紹介されておりました。「老ペット 人よりケア手厚く?」、「家族愛 広がる需要」とのサブタイトルでペットの高齢化に伴い、その関連ビジネスが増えてきたことを紹介する記事でした。
この写真は、若葉台駅前北口で撮影したのですが、「ワンワン フィットネス」の文字がすぐ眼に入りました。そして、もう一つ気が付いたことは、この若葉台駅前、実に高層マンションが多いことです。しかもペット可のマンションが多いとのこと、「ワンワン フィットネス」のスタッフさんからもそのような情報が得られました。
その一部の賃貸マンションを運営しているのが、大和ハウスグループです。そして、「ワンワン フィットネス」があるこのスポーツクラブも同グループの運営です。ペットと暮らせる高層マンション→ペットの運動不足→ペット専門にフィットネスなどのサービス提供、狙いは、このような図式かもしれません。田舎では、お散歩は十分でき、ワンちゃんが運動不足になる心配はありませんが、都会の高層マンションでは・・・確かに運動不足になる可能性は十分にあります。なるほど、ビジネスに敏い日経が取り上げるだけのことはありますね。
他にも同記事で紹介されていたのは、横浜市の犬向け会員制施設「ワンコット」(フィットネス温水プールでのダイエット)、京都市の右京動物病院ヘルスケアセンター(人間用と同じ装置を使ったCT、腹部エコー等の健診コース)、熊本県菊池市の老犬ホームトップ(飼い主から預かり老犬のケア代行を行う)などです。
キーワードは、ペットの高齢化、ペットは家族(家族のためならお金は惜しまない)のようです。そこからペットビジネスの今後の展開が見えてくるような気がします。今後も様々なサービスが出てくると思いますが、願わくば、利益本位ではなく飼い主の十分納得がゆくサービス展開となることを望んで止みません。
今回、たまたま都内、しかも近場であったため「ワンワン フィットネス」を訪れることができましたが、ペット同伴でなかったこともあり、十分なサービス体験談をお届けできていません。今後、折をみて他の施設やペット同伴での体験談をお届けできればと考えています。
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