まずは、アイペットの株主優待の内容が判明しましたので、載せておきます。
電話で注文できる優待商品は上記に限られるようですが、ネットでの引換の際には、1000以上の商品ラインアップがあるようです。
では、チャートを見てみましょう。
①アイペット
1/29日発表の決算では、経常利益は対前年同期比43.4%増の453億円、これは間もなく発表される2019年3月期の予想利益に対する進捗率80%であり、さらなる増額が期待されます。また上記の株主優待制度もあり(アニコムは優待なし)、なかなか健闘しているといえるでしょう。
②アニコム
2/19日発表で1月の新規保険契約件数が2ヶ月連続で前年を下回るとの報告がありました。最新の発表では、2月も連続して前年を下回っていますが、3月実績で13,615件(前年12,288件)と持ち直したようです。2018年12月より”動物健活”という新商品を発売、この新商品は徐々に売上を伸ばしています。さらに、遺伝子研究を反映したさまざまな試みも行っています。そして、これらの内容を海外の機関投資家を意識して英文でもリリースしています。その甲斐あってか、米国のファンドの保有割合も増加しているようです。現在は、成長鈍化懸念から日経比較で割負け状態ですが、プレスリリースの姿勢等評価できる点は多々あり、今後は持ち直してくることでしょう。
③日本動物高度医療センター
2/7日発表では、第三四半期で新規診療数4,505件(対前年同期比24.1%増)、総診療数(初診+再診)17,836件(同15.3%増)、手術数1,333件(同14.1%増)となっており、足立区に開院した東京病院が順調に寄与しています。営業利益も対前年比で34%増、しかもこれは、通期計画に対するする進捗率89.7%となっており、さらなる上振れが期待できます。発表のあった翌日は、この内容が好感され値幅制限いっぱいのストップ高まで買われました。その後は落ち着いた動きですが、5/9発表に決算と今期の見通しに期待しましょう。
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