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2019年07月号

その他、株主との質疑について

2019年07月11日 13:29 by K-Tamaki

「働き方改革」・・・この言葉、とにかく良く耳にします。会社の対処すべき課題でも触れられていましたが、質疑の中にもこれを意識した回答が垣間見えました。では、まずは差しさわりのない質疑から紹介します。

株主A:九州、北海道での開院の予定はありますか?

回答:まずは、主要都市への開院を、そして全国展開を考えています。

株主B:当社は、川崎本院、足立分院(東京)、名古屋分院と3つの施設がありますが、稼働率はどのくらいですか?スペース、スタッフともに余裕はありますか?

回答:6~7割の稼働率です。スぺ―ス的には余裕がありますが、スタッフの拡充は必要と考えています。

株主C:TOPIX(東証株価指数)と比較して株価は割負けですが、これをどのように考えていますか?また、関西進出(大阪病院の開業を遅らせたこと)についてどう考えていますか?

回答:株価については、真摯に受け止めています。業績見込みを低めに(固め?)に見積もったこと、大阪開院の延期が影響しているのかもしれませんが、病院としての信用を高めていくためにも無理な展開はしませんでした。

また、事業拡大については早期に全国展開を目標にしたいと考えています。大阪への進出も積極的にやって行きたいと考えています。ここで、心掛けていることは、信用を大切にすること、一人一人の患者を大切に扱っていくことです。実際には、たくさんの紹介を頂きますが、受け入れ可能なキャパを考えて対応しています。しっかりとした体制で受け入れしたいし、最初の印象が大切、これが次につながって行きます。獣医師は、法律的には一般の労働者と同等、医者とは扱いが違います。ブラックと言われないような労務管理も心掛けて行きたいと考えています。

この質疑を受けて、採用についての質問もありました。

株主D:人材の採用について、現状が求める質(レベル)に達しているか、不足していないか、そして工夫していることは何かをお伺いしたい!毎年、獣医学部を卒業する人は、約2千人、そのうち獣医師志望は500人といわれていますが・・・・

回答:新卒の採用では、育成に時間がかかります。本人の意欲が大切ですが・・・当社としては、経験者の採用に力を入れています。工夫していることは、セミナー等を通じて、専門性を高めたい人材にアピールしていることです。また看護師の採用にも力を入れています。(ここでちょっと社長の本音が)それにしても、若い人の考え方は(理解するのが)難しいですね。

さらに、これを受けてか(?)

株主E:労務管理について質問します。年々、学生にとって業界(獣医師業)の魅力が低下しているような気がしますが、残業代等は支給されていますか?

回答:(これは管理部門の石川氏から)みなし残業制をとっており、残業月45時間までは(例え残業しなくても)支給しております。そして、45時間を超えた部分についても、もちろん支払っています。

1ヶ月の残業代をあらかじめ見積もって基本給に組み込み裁量労働制というものがありますが、最近は、裁量労働でも超過勤務手当(深夜勤務手当など)は支払われています。獣医師は、激務です。残業代はしっかり支払われないと、ブラックと言われるので気を使っているようです。この簡単な質疑だけでは、実情はわかりませんが、どこも人手不足、採用と労務管理は苦労しているようですね。

次章は、大株主の方との質疑+αです。

 

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