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2020年01月号

個別銘柄への一口コメント~その3

2020年01月31日 23:04 by K-Tamaki

最後は、小型株です。いずれも2018年末の水準は回復できてはいますが、株価は上下に激しく動いています。

 

 

①アニコム

3社の中で唯一の東証1部上場会社、アニコム。前半は、他社のペット保険参入による成長鈍化を嫌気して売られましたが、どうやらそこが買いのチャンスだったようです。さすがにペット保険最大手で1部上場だけあってか、英文での情報開示による外人投資家へのアピール、ペットに関するインターネットサービスのシムネットを買収で子会社化する(12/17付け発表)などの施策が奏功して株価は回復してきています。このシムネット、「みんなのブリーダー」の運営会社のようです。かねてから株主総会で発表しているように、ブリーダーへ提携、遺伝子分析によるアドバイスをおこない、ペットの遺伝病を減らす試みを実践しているように見えます。あとは、業績です。11月8日発表の第二四半期では、会社予想を上回るも対前年比で△37%、下期挽回予想で通期でも微増益の予想でした。第三四半期は2月7日発表。期待からか、株価は今週に入り一時4,000円超えの水準まで上昇してきました。第三四半期発表を注視してみましょう。

②動物高度医療センター

 2月にかけて19年3月期の大幅増益発表から急騰、その後は保守的な20年3月期予想を嫌気して急落。その後安定してはいますが、株価は鳴かず飛ばすの状態です。20年の経常は会社予想では、対前年比わずか1%増、これは、新しく開業した東京病院へ川崎本院からの患者の移動があり、そのため新規顧客の増加を低めに見積もった結果のようですが。入手したアナリストレポートでは、20年3月期は、最低でも6%増益、さらに21年は、20%以上の増益プラス20円の初配当実施も予想しているようです。確かにペットの高度先進医療は、今後ますます必要になってくるでしょう。次回の決算発表は2月6日の予定です。

③アイペット

 業績は順調のようです。11月に発表した第二四半期決算では、2割の対前年比増益、通期で会社計画比進捗率41.3%となっています。株主優待も継続しており、第一生命保険との提携によるペット保険販売も2019年10月1日より開始したようです。業績には、この提携の成果は織り込めておらず、今後の発表に期待です。次回の決算発表は、1月31日です。昨年、1->2への株式分割も実施しており、今後はアニコムのように、さらなる株式分割、そして1部市場への上場など成長路線にのれるか?、楽しみな会社です。NISAで買って5年寝かせておくといいかもしれませんね。

 

 

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