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2020年02月号

センターの運営は、県ではなく民間!?

2020年02月27日 11:19 by K-Tamaki

 岡山駅から津山線快速で3つ目、20分ほどの駅、金川(かながわ)駅からタクシーで約10分のところにセンターはありました。(金川駅からの交通機関はタクシーのみ、住所は岡山市北区ですが、車がないと不便です)

センターは、広い敷地内にあります。その面積は、保護棟、管理棟などで1,590㎡、ドッグラン、イベントなどを行う広場を合わせると19,396㎡もあるそうです。

入口を入ると、図書館のようなスペースが・・・さっそく、訪問の趣旨をお伝えすると、事務局の方が対応してくれました。

お話を伺ったのは、公益財団法人 岡山県動物愛護財団の事務局長 國近氏。そうです、公益財団とはいえ、この施設の運営は、岡山県ではありません。愛護相談センターは東京では都の施設なので、てっきり全国的にも県が運営していると思い込んでいた記者には少し驚きでした。

では、さっそくお話を伺うとしましょう。

記者:(一般法人でないとはいえ)民間の運営とは驚きました。拝見したところ、図書スペースもありますが・・・

國近氏:そうなのです。ここでは、会員向けに書籍の貸し出しもしています。リードや首輪なんかも販売していますよ。(写真の左に首輪が)

記者:会員向けというと?

國近氏:年間千円の会費で会員を募集しています。ここの書籍は会員のみに限り貸出です。会員になると、会報誌をお送りします。その他の得点としては、提携企業のサービスを割引で受けられます。例えば、池田動物園の入場料が半額になるとか、市立玉野海洋博物館の入館料20%割引など、結構、お得なものがあります。地元の企業が活動に協賛して会員になってくれることが多いのです。そして、企業提携という形で色々な割引を提供してくれています。県外の方で会員になっている方もいますよ。

記者:では、犬猫の保護活動、譲渡会などすべてをここで行っているのですか?

この質問には、会場にある掲示板(下の写真、ちょっと小さくて見ずらいかもしれませんが)を見ながら、説明してくれました。

國近氏:この掲示板で”ワクチン接種”まで(収容→一次及び二次審査→ワクチン接種)は、県の担当者(獣医さんなど)が行っていて、当センターでは、それ以降(グルーミング→社会化トレーニング→適性検査→譲渡会→しつけ教室→しつけ教室フォローアップ→里帰り交流会)を担当しています。しつけ教室のフォローアップ、里帰り交流会などは好評ですね。

記者:そうですか・・・ところで、一昨年の西日本豪雨の際には大変だったでしょうね。倉敷でも保護犬・猫などの対応なども・・・

國近氏:岡山は、県と獣医師会などの連携が比較的上手くいったと思います。地元の不動産屋からペット可の住宅を借り上げ、仮設の代わりにしていたり、大変でしたが頑張って対応していました。ただし、倉敷、岡山市内の保護犬・猫の譲渡会は、それぞれの保健所で行っているのです。ここの施設は、それ以外の岡山全域の担当なのです。

記者:譲渡会には、私も東京で何度か参加しましたが、ここでも講習受講が前提で、その後の譲渡会参加資格が1年間有効というのは同じですか?

國近氏:同じです。

倉敷と岡山市内は別になっているとは・・・その後の倉敷の(保護に携わった方々からの観点からの)様子も聞いて皆様にお届けしたかったのですが・・・

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