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2021年06月号 vol3

質疑の前に社長さんの語りから中期経営計画の説明へ・・・

2021年06月29日 21:01 by K-Tamaki

総会配布の手元資料とともに社長さんによる総括をお届けします。

総括すると、ペット業界は視界良好でコロナは追い風だった一年でした。私たち人間を含めて、生物にとっては”孤独”が一番厳しい、コロナはこの”孤独”を世界中に強いたことにより、癒やしを求めた結果、ペット飼育率は1割超増えました。食用のヒヨコ(鶏)ですら受給がタイトになっている状況です。そしてその需給状況により市場価格も倍!1年経過した今も価格は下がっていません。(確かにペットショップの価格は高すぎる・・)社長さん曰く、販売価格の高い犬猫ほど保険に入りやすい、とのことでペット保険の契約件数も好調に推移した一年だったとのことです。反対にマイナス面は、動物病院への通院回数の増加による保険金支払額の増と新規参入による競争激化とのことです。

次にブリーダーについても語っていました。課題は、①どうすれば子供(子犬、子猫)が上手く育つか?、②殺処分をゼロにするために人間と共存していく最良の方法を模索することです。そのためにはブリーダーの質を上げること!ブリーディングの環境が悪いとバカ犬が多くなる!確かに子犬、子猫は敏感です。育てるブリーダーが、怒りっぽい人でいつも側で怒鳴っていると、子犬、子猫は萎縮しがちになり情操教育上はマイナスです。人間と同じですね。ペットショップに並ぶ8週齢までの情操教育が大切で、そのためにはブリーダーの教育と環境が大事だとのお話、もっともなご意見でございます。さらにブリーダーは狭い場所に閉じ込めてばかりで適度な運動をさせていない人が多い、それとは対象的に栄養満点の食事で育った胎児は大きい!だから犬猫の安産は少ないと指摘されていました。これも納得できるお話です。これらの事実から、日本人は(動物の)命にたいして倫理観が低いと指摘されていました。そして、付け加えた話題は、”最近の猫の犬化”、お手やお座りができる猫が増えているそうです。確かに、これは猫ブログでも時々見かけますね。

最後は、健康管理についてです。「アニコムに入ると健康になる!」そんな差別化を目標としているとのことです。それが予防型保険なのでしょう。昨年、社外取締役に就任された渋沢氏(あの渋沢栄一の玄孫の方)も予防型保険に興味を示されて引き受けたそうです。そして、ここでコロナで動物病院へ行く機会が増えた(保険金支払増の)一因の分析、最近はマダムキラーの獣医さん(いわゆるイケメン)が増えて、ホストクラブと勘違いしてひたすら病院通いをするマダムが増えた!(確かにホストクラブよりは安そうですが・・)社長さん、冗談めかしてこう分析されていましたが・・はたして?でもこれ、とうのマダム(?)たちが聞いたらどう思うでしょうね??そして、いい獣医師ほど早く治す、そんな獣医師が報われるようにしたいとも付け加えていました。病院経営にも手を広げようとするアニコム、そんな獣医師が増えることを記者も望みます。

そして、アニコムと言えばやっぱりこれ、Stayアニコムプロジェクトです。飼い主がコロナに罹った場合、そのペットを預かりたがる知人、親戚、友人は少ないとのご指摘。犬も猫もコロナに罹ります。コロナが人間->犬(猫)->人間へとうつる(いわゆる人畜共通感染症:ズーノーシス)となればペット業界もシュリンクすることになるとの説明ですが、これは現状心配することはないと記者は考えています。コロナはスパイク蛋白質がACE2受容体(アンジオテンシン コンバーティング エンザイム2)に取り付くことで感染します。人間と動物のACE2受容体は異なっています。ゆえに、まだ人畜共通感染症とはいえないと考えています。但し、どちらのACE2受容体にも取り付ける変異株の出現・・・これは危惧されるところです。

この後、社長さんから選手交代で亀井氏へ。同氏よりチャートにそって中期経営計画の進捗状況説明(以下に一部抜粋)がありました。

 

 

経常収益はコロナ禍の追い風により計画を超過、現在修正版を作成中とのことです。

今後の課題として総括されていたのは、このチャートでした。

ここから総会は質疑応答にうつっていきます。次章では記者の質疑も含めた応答内容を中期経営計画のチャートとともにご紹介します。

 

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