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2021年09月号

ペット用品販売の今後の展開は!?

2021年09月19日 12:29 by K-Tamaki

本来なら実際に担当への取材突撃したいところですが、やはり緊急事態宣言中・・・今回もメールでの問い合わせです。まずは、ペット用品宅配が今期どの程度拡大する事を見込んでいるのか?、についてから。(以下、質問および回答をほぼ原文のまま記載します)

質問) 本件はコロナ禍でのペットブームにも便乗でき、今後の収益も期待出来ると思いますが、今期の売上げ見込みはどの程度を予想しておりますか?売上構成比区分においては宅配に該当するはずですが、構成比の今期の変化等を含めてご教示ください。また現状、ペットフード、用品、犬猫別などの売上構成比等も概略を可能な範囲でご教示ください。

回答)当社におきましては、主軸のお酒以外では初めての大きなカテゴリーでの取組みとなります。 9月にて首都圏全店舗での即日配送サービスを開始させて頂きました。 現状、市場の反応を見つつ、今後の取り扱い商品の拡大を検討している中でございます。 よって、現時点では今期売上見込み等の試算はしておりません。 また売上構成区分に関しましては、ご記載通り「宅配」に該当しております。 こちらも上記に重複するところが御座いますが、まだ全店舗でのサービス開始をしたばかりという事もあり、 その影響はまだまだ軽微です。(売上構成に影響を与えるほどの実績には至っておりません) 今後、ペット用品の取り扱いに関して、まずは当社サービスを知って頂くべく、 キャンペーン、チラシ、SNS等の広告宣伝を利用し、認知拡大に注力していく所存です。

やはり、本格的な新規参入でありまだまだ未知数といったところでしょうか。しかし、欲しいペット用品が1品からでも即日、送料無料で手に入るのは愛犬・愛猫家としては嬉しいものです。今後の拡大に期待したいものですね。さて、次の質問は全国展開についてです。

質問)配送エリアは現状首都圏限定だと思いますが、将来的に全国に拡大する予定はございますか?もちろん、費用対効果の面等から安易に決断できない事は予想できます。そこで一つ提案ですが、地方自治体と非常(災害)時の備蓄用にペットシーツなどの用品を提供する契約を締結するというのはいかがでしょう?地震に限らず大雨などでも避難を余儀なくされ、悲惨な被災状況を目にします。最近、ペットの同伴・同行避難の必要性も増えてきていますし、自治体側も備蓄は歓迎すると予想できますので。

回答)まず、配送エリアの全国拡大ではありますが、 当社上場時にカクヤスモデルの横展開と称し、主要都市への進出を掲げておりました。 対象は”主要政令指定都市”(札幌、仙台、名古屋、広島、福岡等)をターゲットとしております。 よって、全ての都道府県というところでの拡大予定はございません。 また現時点ではコロナ禍により、当社としても本業が相当影響を受けておりますので、 まずは、現事業の立て直しを優先すべきと考えております。 地方自治体への備蓄品のご提案、こちら有難う御座います。 当社、ご家庭向けの配送サービスは、地震や台風等の災害時の備えとして、 水やお米など生活のインフラとしてもご利用頂くことが多く御座います。 頂いたご提案に関しましては、真摯に承らせて頂きます。

ついでといっては何ですが、記者はペット災害危機管理士でもありますのでこの提案もしてみました。主要都市のみをターゲットとするのは想定できること、ならば取りかかりとして地方自治体へペット用品の災害用備蓄の売り込みは歓迎されると思うのですが。

同社HPの即日配送対象用品のトップに出ているデオシート、避難所にあらかじめ備えがあれば着の身着のままでペットを連れて避難できます。前向きに検討してくれることを期待しましょう。

そして、これはおまけですが、株主総会のあり方についても聞いてみました。

質問)前期の株主総会のネット配信の試みは歓迎できます。今後も継続していく予定ですか?また議決権行使などもネットで出来ると参加者は増えてくるはずですが、その点はどうお考えですか?

回答)当社、ネット配信の試みにご理解頂き、誠に有難う御座います。 今回、コロナ禍での感染防止対策の一環として、実施させて頂いた次第でございます。 ただ他社様におかれましても、今後ネット配信が主流となる傾向もあり、 当社としても、ご質問の議決権行使の件も踏まえ前向きに検討の予定で御座います。

これは評価出来る回答です。総会をネット配信でしかも議決権行使や質疑応答も出来れば、地方参加者増->ペット用品配送地域の拡大要望の声も多く届けることが出来るようになるでしょう。

カクヤス、今回の試みが成功してくれるといいですね。そしてペット関連事業が、成長事業かつコロナ禍のような非常事態でも成長出来るデォイフェンシブな面もあると判明した以上、今後は同社のような他業種参入も増えてくることでしょう。今後も同社の展開は追いかけて行くことにしましょう。

 

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