私たちの身近にあるのは、なんといっても狂犬病ワクチン。ところが、KMバイオロジクスのHpを閲覧すると、ペットのための製品はこれしかみあたりません。
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主力は、鶏、豚、牛、馬などの家畜用ワクチンと抗菌剤などのようです。もちろん、豚などをペットにしている人も中にはいますが。
同社は、10月4日のプレスリリースで来年4月に同じ明治グループ傘下のMeiji Seika ファルマと事業統合を行い、動物の感染症領域へ経営資源を集中することで国内外の動物用ワクチンと抗菌薬のトッププレーヤーを目指すと発表していました。
そこで、今後の展開(特にペット用としての)について広報課へ問い合わせをしてみました。(以下、要約)
記者:御社の犬猫用狂犬病ワクチンの市場シェアはどれくらいですか?
広報:今、手元に資料がありませんが、基本的に非公表です(ワクチンなどは企業秘密が多く非公表との回答が多いようです)
記者:今回の事業統合で。今後ペット関連の製品・製剤への事業展開は考えていますか?例えば、ペット用5種混合ワクチンなどは?
広報:今後の予定は未定ですが、現状の流れを踏襲してすすめていくことになります。5種混合などは考えておりません。
プレスリリースのよれば、同社は鶏のワクチン、Meijiは牛・豚の抗菌剤や消毒薬を得意領域としているとのことです。どうやら、ペット関連の製品開発などは行わず、あくまで家畜用専門のようですね。
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