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2022年05月号

インフレ進展の現状での試み

2022年05月27日 13:47 by K-Tamaki
2022年05月27日 13:47 by K-Tamaki

例年、総会の冒頭ではビジネス環境の変化に伴う今期事業の成果説明から始めるのですが(招集通知にも記載)、

(ネット中継された今年の会場の様子)

今年のトピックは何と言っても米国に端を発した金利上昇、労働力および物不足によるインフレの進展とウクライナ情勢の影響でしょう。私たちの身近にも値上げの嵐は迫ってきています。

イオンのプライベートブレンド、TOPVALUE(トップバリュー)、現在5000品目で6/30まで値上げを行わず価格を据え置いているとのことです。TV番組でも取り上げられたとのことで、司会の岡田会長も長期的な視点と工夫でお客様の支援のためにインフレと戦うと強調されていました。

(岡田会長、今年も司会、議事進行)

例えば、ペットボトルのラベルを無しにすることで製造コストを削減する、製造拠点を9カ所から11カ所に増やすことで移送距離を短縮し物流コストを抑えるなどの工夫によって価格据え置きを実現したとのことです。TOPVALUEブランドでペット用品はたくさん販売されています。同様の物流コストを抑える工夫などは全ての商品になされているでしょうから、期間限定とはいえ据え置きは消費者には朗報ですね。

では、7月以降はどの程度値上げするのか?ここが肝心ですが、残念ながら当日の質疑には取り上げられませんでした。しかしながら大手ユニチャームは小幅値上げと明言していましたので(2月号参照)、特に大手追随型の多い日本ではイオンも小幅値上げにとどまると予想されます。(別途、メールでも問い合わせしてみるつもりです)

これは余談ですが、一部株式市場関係者の間ではペットにはお金を惜しまない傾向があるのでペット関連の値上げは許容され、関連企業は買い、と解説している向きもあります。しかし、やはり大幅値上げは家計を圧迫しますから敬遠されるはずです。なのでこれはちょっと短絡的な発想に思えるのですが、はたしてどうでしょう!?値上げについては後日、他社へも問い合わせてみるとしましょう。

ところで、ペット関連ばかりに気を取られていた記者は勉強不足で知りませんでしたが、イオンには社会貢献活動を目的とした「公益財団法人イオンワンパーセントクラブ」なる財団があるようです。その活動目的は、①次代を担う青少年の健全な育成②諸外国との友好親善の促進③地域社会の持続的発展に貢献する活動を行うとのことです。この財団、活動資金は寄付金(グループ企業が税前利益の1%を拠出)と運用益ですが、今後はそれに加えてイオン株式の配当金拠出する仕組みを採用する、これが議案に取り上げられておりました。

少し気になったのは、①の活動の一つとして日本人とともに海外からの留学生に給付型の奨学金を支給している点です。現在、政府は海外からの留学生には返済不要の給付型奨学金を支給している傍ら日本人には利息を付して貸し付けています。はっきり言って外国人留学生を優遇しすぎています。これも後日質問してみるつもりですが、政府(公的活動)に加えて民間まで外国人優遇が過ぎるのであれば、ちょっと再考してほしいと要望するつもりです。

この1%クラブ、質疑でも(記者のような質問はありませんでしたが)取り上げられていました。次章は、ご参考までにその質疑内容を簡単にまとめてお届けします。

 

 

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