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2022年07月号

アニコムの目指すもの~社長さんからのメッセージまとめ

2022年07月18日 10:56 by K-Tamaki
2022年07月18日 10:56 by K-Tamaki

アニコムはペット保険の先駆者として3つの使命を掲げています。

ロシアのウクライナ侵攻により今年はいつになく”戦争の危機”がいわれています。今、なすべきことは何か?

(以下、チャートはすべて中計等総会配布資料より)

世の中の変化にともない、ペット業界も”趣味の業界”から”産業連帯構造を持つ業界”へと変わりました。犬は番犬、食べ物は人のご飯の残り、そして猫はネズミを捕るため・・・一昔前はまさに飼い主の趣味でしたが、今やペット向けのフード、医療、フィットネス(トレーニング)、保険など人間顔負けの様々な業界をまたぐ繋がりが出来ています。そして、どうぶつの価値は”無償の愛”そのものです。戦禍のウクライナでは、ペットと同行避難できないから戦地にとどまり犠牲になった人々、自分の命をかけてもペットを守りたい人々がいました。戦禍で見えた事実の一つは、ペット=無償の愛を注いでも守りたいものそしてそう行動した人々がたくさんいることです。どうぶつは生存のための戦いはしますが戦争はしません。ならば、ペット=無償の愛を通じて仕事を進めることで様々な業界へと平和を愛する心(武力を超える無償の愛を注ぐ心)を伝えたい、社長のお話からはそんな気持ちが感じられました。

 

二つ目は、ペット業界を社会全体に役立つ業界へ変えること。アニコムは傘下に動物病院、フード会社、再生医療を含めた先進医療会社、そして動物と共生できる不動産事業会社などを抱えています。さらには腸内フローラなどの健康診断や遺伝子検査のデータを蓄積しており、これによりペットが生まれる前から飼い主の元にいき、そしてその生を終えるまで飼い主とペットによりよいサービスを提供することを目指しているとのことです。

 例えば、遺伝子検査に基づくブリーディングサポートや固体別の健康を考えた”きみのご飯シリーズ”、ペット共生住宅の運営、最近では人の血液加工技術を持つ再生医療の会社セルソースとの業務提携や三重県に保護シェルター施設「アニテラス」の運営などがそれにあたります。個々の業績は調べていませんが、連結決算では黒字、配当も継続できているので現状、上手くかみ合っているのかもしれません。

最後は、今流行のESG、SDG'sを意識した高齢者、障害者、子供など社会的弱者へのサポートをあげています。これはもう説明は不要と思いますが、

前述の「アニテラス」との関連で「保護犬・猫譲渡のついて、一般的に愛護団体さんは年齢制限、一人暮らしは対象外などと譲渡条件が厳しい印象を受けます。アニテラスではその条件は見当たりませんでしたが、さらなる譲渡条件緩和により間口をより広げられると思うのですが、その点はどうお考えか?」と質問をぶつけてみました。

「岩手の老夫婦の方が牛1頭を飼育しており、この子がいなくなったら死んでしまうよ。」とおっしゃっておられたように動物との暮らしが生きがいを与えてくれます。高齢者の方々にはこのように生きがいを持って暮らして頂きたい、そして私たちも高齢者の方から学ぶことが多くあります。一方、譲渡対象となる犬・猫、保健所から引き取った動物は人と暮らすためにはトレーニング、時間をかけることが必要という課題があります。との回答で、なんだかはぐらかされたようですが、否定的な回答ではありませんでしたので、きっとアニテラスの譲渡条件は一般の保護団体より緩和されているのでしょう。

 では、次章は質疑応答から感じたことをまとめてみます。

 

 

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