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　可愛がれば可愛がるほど犬は懐きます。そしていつの間にか、生活の中心はお犬様に・・・

ここからは、そんな方の体験談です。

福岡県在住・チワワ・Ｎ.Ｅさん

「私はもうアラサーどころかアラフォーになろうとしていますが、いまだ独身の一人暮らしです。就職したころは、男女雇用均等法の影響が色濃く残っていて、女性だろうが総合職として就職したからにはバリバリ働くという風潮が強い時代です。私も、残業もガンガンして、20代は本当に仕事漬けで生きており、ふと気づいた時には結構な貯金が手元にあったのです。そこで私がしたことは一人で暮らせるマンションの購入です。特に一人でずっと暮らすつもりではなく、結婚したら貸すなり売るなりすればいいかなと、ずっと賃貸で暮らすよりも手元に物件が残る方がいいくらいの軽い気持ちでの購入です。いざ、賃貸ではない自分の家ができたとき一番にしたのがペットを飼う事でした。当時絶大な人気を誇っていた女性歌手がチワワを飼っていて、憧れていたのもあったので、初めからチワワを飼うことに決めていたのですが、ペットショップで運命の出会いをしました。

実家の庭で雑種の犬を飼っていたことはあるのですが、初めての自分のペットのかわいさはもう格別です。長毛種なのでブラッシングや美容院など手間もかかりますが、それ以上にかわいさが募り、自分以上にチワワ用の洋服を買い込んだりしてもう本当に溺愛です。かわいい洋服を着せて散歩していると、それだけで犬好きの方から話しかけられたりして、私の生活にはなくてはならない存在です。チワワを買いだしてからも数人の彼氏もいたのですが、ペットの用事を彼とのデートではペットを優先しがちで、あきれられて別れた人もいます。

最近では、チワワも年を取ってきて、病院通いなどで時間もお金もものすごくかかるようになってきました。犬は保険がきかないのですが、大事なチワワの命に代えられるものなんて何もないと思っています。今現在も付き合っている人はいるのですが、私のチワワへの溺愛ぶりとお金の使いように、結婚するには向いていない女だと思われているようです。確かに、現在は結構な額をチワワにつぎ込んでいますが、自分で稼いだお金だし、別に破産したわけでもないのですが、考えを改めた方がいいとさえ言われます。しかも、自分名義のマンションを持っていることからも、結婚願望がない人と最近では周囲で思われているようで、ペットさえいればいいんですよね、なんていうことも言われるようになり、そういう風に見えるのかなと自分の今までの暮らし方を少し後悔することもあります。」

→マンション購入＋一人暮らしで犬を飼う、この方こそ、まさに典型かもしれませんね。でもメゲズにぜひ頑張ってください。人生、これからですよ。

京都府在住・ヨークシャテリア・E.Uさん

「わたしは地方に住んでいて大学進学と共に京都府で寮生活を始め、大学を卒業後にそのまま京都府で就職をしました。就職をしてマンションを借りて一人暮らしを始め、毎日慣れない生活でバタバタしていた上に仕事がとても忙しくてストレスが溜まっていました。そんな時にショッピングに出掛けた先でペットショップに立ち寄り、そこで運命的に出会った犬が今飼っているヨークシャテリアです。
 

一目でわたしと一緒に暮らしていく犬だと思い、今のマンションはペットが飼える環境でしたのでその運命を信じて飼うことにしました。ヨークシャテリアを飼ってからわたしの生活は一変しました。最初はわたしの家での生活に慣れて貰う事で苦労をしましたが、徐々にトイレの場所を覚え、上手に餌も食べられる様になりました。わたしが仕事から帰ってくるととても喜んで玄関まで迎えに来てくれる様になり、もう可愛くて仕方がなくなりました。お散歩が大好きだったのでどこに行くにも一緒でしたし、何をするにも一緒でした。
そんな愛犬との生活が楽しくて会社が終わればすぐに帰宅し、休日は犬と一緒にお出掛けをしていたので、気が付けば高校や大学、会社の友人は結婚をしていて、独身なのはわたしだけになっていました。会社でも後輩がたくさん増えみんな楽しそうに会社が終わってアフターを楽しんでいる姿を見るとヨークシャテリアに構ってばかりいないで、もう少し周囲とのお付き合いしておいた方が良かったかもと後悔しています。マンションで一人暮らしを始めてヨークシャテリアを飼ってからは、慣れない仕事のストレスや人間関係でのストレスから解放してくれましたし、癒やしもたくさん貰いました。毎日会社から帰ってわたしを迎えてくれる存在は本当に嬉しかったです。どこに行くにも犬と一緒でしたから友人達も呆れてしまい異性よりも犬が大好きな女だと思われているので、友人としか思って貰えないのが現実です。
 

犬を飼った事は全く後悔していませんが、犬ばっかりに全神経を傾けて生活を送ってしまった事には後悔しています。もっとバランス良く両方大切にすれば良かったです。このまま結婚出来なかったら本当にどうしようと寂しい気持ちも持っています。わたしの犬はこんなにわたしを必要としてくれるのに、生涯のパートナーはいつ見つかるのか心配ですし、わたしの両親にも自分の結婚した姿を見せて喜んで貰いたい気持ちもありますので、不甲斐ない娘で本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。」

→犬より男性が大切と一瞬でも思わせる（逆手に取る）ことができれば、かえって効果てきめんなのでは？