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2015年01月号 vol.1 「ペットと暮らす(一人暮らしの)独身女性は婚期を逃す!?」

そして、私は犬を選んだ

2015年01月12日 16:04 by K-Tamaki
2015年01月12日 16:04 by K-Tamaki

やはり、この都市伝説は真実なのでしょうか?

次は、はっきりと「犬を選んだ」方と、「犬が選んだ」方の体験談となります。

福岡県在・チワワ・K.Fさん

「親元を離れての一人暮らしが長く、仕事が不規則です。会社に入って長くなると、責任ある仕事を任されることも多くなり、肉体的にも精神的にも疲れが出るようになっています。そんな私の一番の癒しは家で飼っているペットのチワワです。もともと実家でもずっと犬を飼ってきたので、家に犬がいる生活があたりまえになっており、一人暮らしでも当然のように犬を飼っています。とはいえ、会社員で不規則な勤務なので、マンションに住んでいることもあり、また散歩などに十分に連れて行ってあげられないかもしれないと思い、小型犬を飼っています。アラサー独身となると、いろいろと新しい人間関係が面倒くさくもなってきて、はっきり言って犬さえいればいいかなという気にもなっています。犬は私のことを裏切らないし、うるさく文句を言うわけでもないし、深夜に帰ろうが朝帰りしようが毎日本当にうれしそうに玄関まで出迎えてくれるので、彼氏よりもわが子より(いませんが)もかわいいような気がしています。
今まで付き合ってきた人は何人もいますが、いざ一緒に暮らすまたは結婚を考えたときに、相手が犬を苦手だったり、手間やお金がかかることや、子供を持つ際のことを考えてペットについていい顔をしなかった人ばかりで、結局自然消滅したり別れてきましたが、これは結婚よりも犬を選んだことになるのだなと最近少し後悔しています。でも、チワワの一匹くらい受け入れられないような器の小さい人間だったのだなとも思うので、結局結婚してもうまく行かなかったかもしれないと思うようにしています。
やっぱり若い頃と違ってアラサーになってくると、新しい出会いも減ってくるし、いいなと思う男性はすでに結婚していたりするので、以前の彼のようなぴったりくる人とはもう出会えないかもしれないと思います。今はまだいいけど、このままずっと独身でいて、老後と言われるような年齢になるまで、今の犬が生きているわけでもないし、長年のパートナーを探すという意味では、人間の彼氏よりも犬を選んだ私は少し変わっているのかもしれないです。
でも、やっぱり犬はいったん飼ったら責任を持って飼わないといけないし、なにより手放す選択肢が私の中にはないことです。
とりあえず、今はチワワが結構年をとってきたので、少しでも健康で長生きしてくれることを祈っていますが、もしものことを考えて、ペットロス対策をしなくてはいけないなとも考えています。」

→チワワ一匹受け入れられない男なら・・・・、それは正解だと思います。いったん飼ったら責任を持って・・・、全てが貴方のような方なら保健所はいらないですよね。信じて頑張ってください。きっと愛犬の恩返しがありますから。


東京都トイプードルU.Aさん

「先月、31歳になりました。偶然ですが誕生日が一緒の愛犬のトイプードルのミミと2人でお祝いしました。両親からも誕生日のお祝いメールが届き、内容は誕生日おめでとうの他に、今年こそは結婚、と書かれていました。ミミを飼い始める5年前は結婚する事に焦っていたのですが、飼い始めてから婚期を気にしなくなり、気がつくと30歳を越えてしまいました。
大学まで実家で暮らしていました。実家は仙台です。大学を卒業して一度は東京で暮らしてみたいと思い、就職は東京でしました。初めてマンションでの一人暮らしも始まり、最初はスタイリッシュで都会的な暮らしが楽しくて毎晩のように遊びに出歩き、週末は遅くまで寝ているという規則正しいとは逆の生活でした。高校から付き合っていた彼は仙台で就職して、私は東京に就職したので最初は遠距離恋愛だったのですが、やはり2人の間に距離ができてしまい別れてしまいました。その後は24歳の時に会社の同期と付き合う事になり、もしかしたら結婚かもと思ったのですが、これもうまくいかず、1年くらいで別れてしまいました。多分私が結婚に焦っていたので、それを彼が重く感じたんだと思います。その彼はすぐに年下の彼女ができスピード結婚してしまいました。この事で私はかなりショックを受けて、何もかも嫌になり、仕事もあまり身が入らないので上手くいかず、休日も1人マンションで過ごしていました。
ある日、スーパーに買い物に行くと、その通りにペットショップが開店していて、そこでトイプードルのミミと運命的な出会いをしたのです。窓から見えるところで遊んでいたミミをみたら、その可愛さに一目惚れで、絶対連れて帰りたいと思い、店内に入って即購入してしまったのです。ミミがうちにきてからは、家に帰るとミミが嬉しそうに駆け寄ってくるし、私を必要としていると思うほどミミが心配になり、仕事が終わるとすぐに家に帰り一緒に過ごしました。休日も散歩へ出かけたり、犬を散歩していると必ず会う方と友達になったりと、私の生活は180度変わって活気に溢れるものになりました。その後もミミとの生活を楽しみ彼もできたのですが、彼が一度マンションに来た時、あまり人に対して吠えないミミがもの凄い剣幕で彼に吠えたのです。それを見た時にミミが嫌いなら駄目だと思って急に彼が嫌になり別れてしまいました。それ以来今日まで彼ができません。冷静に考えて、少しミミを優先に考えすぎて自分の生活がなくなってしまったのかもしれません。ミミと出会えて本当によかったと思う反面、婚期を逃したのではないか、一生独身なのではないかと少し後悔もしています。」

→それは、愛犬が「この男は止めときなさい」と言っていたのでしょう。犬はなによりご主人の幸せを願ってますからね。まだまだチャンスはありますよ、きっと。

 

 


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