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2015年01月号 vol.1 「ペットと暮らす(一人暮らしの)独身女性は婚期を逃す!?」

生活の中心は・・・お犬様 その2

2015年01月12日 16:38 by K-Tamaki
2015年01月12日 16:38 by K-Tamaki

 

 前章の続きです。SNSにブログ、これ結構、はまりますよね。そして・・・・そんな体験談です。

長崎県在住・チワワ・K.Kさん

「こどものころから犬が大好きで、実家では小型犬から大型犬まで何頭も飼っていて、学校が終わったあとは友だちをつれて帰ってきて、みんなで犬と遊ぶのが毎日のたのしみでした。大学進学を機会に関東に引っ越したのですが、借りた狭いワンルームのアパートで、犬と暮らすことができない4年間は私にとってはかなりつらい時間でした。だから就職した後に東京でペットを飼うことが出来るマンションを借りて、あたらしい土地で一人暮らしをはじめた時はすぐにチワワを飼い始めました。

4年ぶりの犬との生活は毎日たのしくて、実家に住んでいたころはできなかった、犬と一緒に入店できるカフェめぐりにすごくはまりました。実家のある地方ではペットの店への入店はお断りのところが多かったんですよね。でもさすが東京、おしゃれな街に可愛いお店がいっぱいあって、どこもわんちゃんOKのとこばっかりで、本当に嬉しかったです。それから、休日のたびに口コミが掲載されている飲食店の検索サイトでみつけた犬OKのカフェを巡って、写真とって、それをSNSにアップするのが私の習慣になりました。同じチワワのオーナーさんともSNSつながりで仲良くなって、たまに待ち合わせて一緒にカフェにいったり、ペット雑誌の撮影会に参加するためにちょっと遠出したりと、充実した毎日を過ごしたんです。でも先日、地元の友だちから結婚式の招待状が届いて、気が付いてしまいました。

30代になった今、思い出してみると、その頃に友だちはたくさんできたけれど、みんな女性で、男性はひとりもいないんです。しかもそのほとんどがマンション暮らしの独身女性で、私と似た感じの境遇なんです。
私は実は、いままでお付き合いをした男性がいなくて、会社の同僚とか知り合いの人でちょっといいなって思う人がいても、休日は犬とのカフェ巡りにいそがしくて、どこかに一緒に行こうって誘いをかけるような行動を起こしたことはありませんでした。犬とのカフェ巡りはとてもたのしくて、まだまだ続けていきたいと思っている趣味なのですが、ひとりきりの自分のことを考えると、一緒にカフェ巡りしてくれる男性をどうして捜さなかったのかなって後悔する気持ちもあります。SNSで絡んできてくれる犬好きの方は女性ばっかりで、今となってはどこで異性との出会いを期待したらいいのか判らない私は、これからどうしていけばいいんだろうって不安な気持ちになる時もあるのです。」

→確かに犬関係のSNS、ブログは圧倒的に女性のほうが多いかも。男性はまめに更新しないせいかもしれませんね。犬好き男性限定のSNSでもつくりましょうかね。

千葉県在住・ポメラニアン・T.Kさん

「実家の両親は犬が大好きで、私も赤ちゃんの頃から犬に遊んで貰い、犬と一緒に育ったという思い出がたくさんあります。だから大学進学のときに千葉県で一人暮らしをはじめたときは、犬をつれていけなくてとってもショックでした。だから、就職してからペット飼育可のマンションに住み始めたときは、実家で生まれたポメラニアンを一匹、連れていって一緒に住み始めました。

一人暮らしだったので、私がいないあいだ犬が可哀想だなと思い、仕事はできるだけてきぱき終わらせて、残業とかもあまりしないでさっさと帰りました。休日は仕事の日に寂しい思いをさせているだろうから、せめていっぱい構ってあげたいなと思い、キャリーに入れていろんなところに一緒に連れて行きました。最近だとテラスとかで犬もOKのお店も多くて、愛犬のポメラニアンを連れてのおでかけはとても楽しかったです。軽井沢や清里のペット可のペンションにも連れて行ったし、電車や船なんかもキャリーに入れたら大丈夫ってとこばかりで、日本全国、いろいろな観光地を愛犬と一緒に旅行したりもしました。でも、ときどき、ペット大丈夫ってホームページには書いてあっても、実際に連れて行ったら嫌な顔をされたことがあって、そんな店もあるんだよって犬とお出かけするのが好きな人たちにお知らせしたくって、何年か前にブログをはじめました。

ブログを続けていると、犬が好きな人たちとのご縁がけっこうあって、愛犬とのおでかけもますます楽しくなりました。ブログの更新も私の性格にあっていたみたいで、毎週のように新しい場所にでかけて写真をとり、アップしていたのですが、気付いたら、一緒におでかけ出来る相手が愛犬だけになってしまいました。前は友だちとか同僚とかも一緒にでかけていたのですが、愛犬と一緒に行けるところを優先してお店とか観光地を探していたら、だんだん一緒に行くって言ってくれる人がいなくなっていたのです。結局、それで彼氏と呼べる人が何人かいたのですが、どの人とも長続きせずに、ベタっぽいんですけど、「犬と俺とどっちが大切なんだ!?」、みたいな事を言われてお別れしたこともあります。

このままずっと独身で愛犬との生活とブログの更新を続けていくのかなって思うと、幸せな気持ちもある反面、犬ばっかりの人生なのかなって後悔する気持ちもあります。私と私の愛犬、両方を大切にしてくれる人と出会いたい気持ちもあるのですが、犬のことばっかり話題にしてしまう私に付き合ってくれる男性がこの先、出てきてくれるのかなって不安です。」

→「俺と犬と・・・」、でましたか・・・その禁句。犬に決まってますよね。って、次章は、「その一言がなければ・・・」の体験談です。

 

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