EduPet

2015年01月号 vol.2 新年特別企画第二弾

その一言が・・・・・でも・・・

2015年01月21日 15:34 by K-Tamaki
2015年01月21日 15:34 by K-Tamaki

ワンちゃん編でもありましたが、愛猫と暮らす方に行ってはいけないその一言・・・・そんな体験談、やっぱりありました。



埼玉県在住・アメリカンショートヘア・TAさん


「私は子供の頃から動物が大好きです。物心ついた時にはすでに家にペットがいる生活をしていたため、私にとってはペットのいる暮らしが自然な事なのです。大学卒業後に一人暮らしを始めた時にも、迷う事なくペット飼育可のマンションを選び、引っ越し後すぐにアメリカンショートヘアーの子猫を人から譲り受けて飼い始めました。
そのアメリカンショートヘアーは今年で10歳になりました。親ばかかもしれませんが、私が今まで飼ってきたネコの中で一番きれいな子です。また、おっとりしていて優しい性格で、ルームメイトとしても最高です。遊んでやっている時にたまに興奮しすぎて手を噛まれたりする事もありますが甘咬み程度で、傷になった事は一度もありません。

この子を飼い始めた頃、私にはつきあっている男性がいました。交際も長くなり結婚の話も出るようになりました。そこで彼のご両親と交流を図るため彼の実家に伺ったのですが、その時に私がネコを飼っている事を彼のご両親に話すと、結婚するなら子供ができる前にネコを手放した方が良いと言われ驚いてしまいました。もちろん私もネコから妊婦さんにトキソプラズマが移る事があるのは知っています。また、先方のご両親と色々な話を知ってお互いの人となりを知ってからであれば、同じ事を言われてもうまく聞き流せたかも知れません。逆に、私がどれほどこの子を愛しているかを先方が知ってくれたなら、あのような事を言われなかった可能性もあります。しかし当時は今より若く視野が狭かったため、彼と結婚してこんな人たちと親戚になるなんて考えられないと思ってしまい、間もなく彼と別れてしまいました。また、彼とは小さな職場での社内恋愛だったため、別れた事で会社にいるのも気まずくなってしまい退職してしまいました。現在の職場は女性ばかりでシフト制の勤務のため、出会いはまったくと言っていい程ありません。彼と別れてから新しい恋人はできていません。
率直に言うと、ネコを愛するあまり、短気を起こしてしまった過去の自分を後悔しています。現在、私は33歳で独身です。自分では出会いを見つけられず、かと言ってお見合いをするには若くなく、完全に婚期を逃してしまいました。これから運良く結婚できたとしても、今から出会い、交際し、というステップを踏む事を考えると年齢的に妊娠や出産は難しいかもしれません。私のネコは10歳になり、一緒にいられるのは長くてもあと10年程でしょう。この子がいなくなった後、家族もなく一人で生きていかなくてはいけないのか、と思うと不安です。」

→先方のご両親が口を出すことではありませんね。止めて正解かもしれませんよ。まだまだこれから、ぜひ猫好きの方を探してください。次は、きっと大丈夫ですよ。


次の方は、彼の一言で猫を選んだが・・・・めでたく、ゴールイン した方のお話です。

愛知県在住・ロシアンブルー・S.Kさん


「私は神戸で生まれ育ったのですが、生まれてからずっと猫に囲まれて育ちました。両親共に大の猫好きで、5匹もの猫を飼っていました。当然一緒に大きくなった私も大の猫好きで、兄弟もいない分両親に負けず劣らず猫にメロメロ。猫を溺愛する家族として、近所ではちょっとした評判になるほどでした。
そんな私も大きくなり、就職を機に愛知で一人暮らしを始めました。最初はお金もなく、会社が指定したアパートを社宅として暮らしていたのですが、そこで思うのは猫のことばかり。そのアパートはペットが禁止で、おまけに会社が年に一度見回りに来るので、こっそりと飼うことも出来ない状況だったのです。
でも何としてでも猫を飼いたいと思い、必死でお金を貯めて今のマンションに移りました。そこで念願かなって飼い始めたのが、ロシアンブルーです。ピャウピャウと鳴く子猫に愛情は爆発、あっという間に猫にのめり込んでいきました。猫のためなら何でもできる!と常々公言していたほどの猫好きだったのですが、それを有言実行してしまいました。今は後悔しているのですが、猫の体調が少しでも悪いと思えば、職場の状況を考えずに有給を取ってしまったこともありました。
それ以外は仕事もきちんと行っていたつもりだったのですが、社内恋愛OKなうちの会社でどんどんと新婚さんが誕生していく中、そういえば誰からもアプローチされたことがないと気付き青くなりました。というのもうちの会社は科学技術の研究を行っており、男性が多い一方女性は極端に少ないのです。そして男性も典型的な理系男性ばかりで、要するにアプローチベタ。なので同じく理系として話が通じる同僚女性に、必死にアプローチをかけるということが定番だったのです。それなのに声が掛からないという私は、相当に避けられていたということなのでしょう。
人並みに結婚願望があり、独身は嫌だと強く思った私は自分からアクションを起こすことにしました。しかし念願かなって付き合い始めた上司は、なんと猫アレルギー。ずるずる3年付き合ったのですが、ついに「猫か僕かを選んでくれ」と言われてしまい、猫を手放すことなど出来ず別れの道を選んでしまいました。この話は何故か職場で有名になってしまい、「結婚より猫を選んだ人」という認識があっという間に広まってしまいました。これでは職場結婚など出来るはずもありません。結局居辛くなってしまい転職をし、そこでなんとか今の旦那と結婚することが出来ました。しかし正直あの頃付き合っていた上司の方が外見も年収も全てにおいて良く、決して言えませんが心のどこかで後悔しています。」

→今の旦那さんは、猫OKなのですね。本音を旦那さんに知られないように、お幸せに!

関連記事

ペットシッターサービスへ参入したポピンズ

2024年04月号

ペット関連企業情報 個別情報

2024年04月号

ペット関連企業 個別情報 その2

2024年04月号

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2024年04月号

新年度になりました。4月の声を聞くと同時に堅調そのものだった日本株も少々波乱と…

2024年03月号

昨年末、ペットシッタースクールのセミナー参加の際に犬の食事専門家 「Dog's…

2024年02月号

22日、日経平均株価が最高値を更新しました。世界情勢や国内の政治的混乱もどこ吹…