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2015年01月号 vol.2 新年特別企画第二弾

癒されて・・・のめりこんでいく。。。

2015年01月21日 15:32 by K-Tamaki
2015年01月21日 15:32 by K-Tamaki

 お散歩いらずのお蔭で、マンションで居る時はいつも二人きり!やっぱり、犬よりのめりこんでいくのかもしれませんね。そんなお話です。


宮城県在住・アメリカンショートヘア・SRさん


「私は一人暮らしをして8年、今は、朝起きて仕事をして帰ってきて寝る、の独身生活を送っています。親には今の生活を心配されています。私は今、彼氏とも呼べるアメリカンショートヘア(オス7歳)のチャトと一緒に暮らしいています。朝になれば目覚ましに気付かない私の顔を舐めて起こしてくれ、行ってらっしゃいの見送りは玄関まで、お帰りなさいは玄関で出迎えてくれて夜寝るときは一緒に布団に入ります。仕事の悩み事も聞いてくれ、私の唯一心に寄り添ってくれる存在です。
一人暮らしを始めて何度か仕事の都合で引越しを経験しましたが、マンション選びもチャトが住みやすく、ストレスがかからない部屋作りかどうかを吟味して選んできました。私のことよりチャトのこと、それが私にとっても優先すべきことなのです。
私はずっと彼氏がいないわけではありません。人並みに恋をしたり、付き合ったり、好きになったり一目惚れすることありました。2年前まで付き合っていた彼とは、会社の営業で出会いました。できの悪い私に対しても丁寧に話をしてくれ、また人を気遣える素敵な人でした。お互いに気になる存在になり、お付き合いを始め、約4年間交際をしていました。彼は私より年上のこともあり、結婚を視野に入れている人でした。相手の実家にも遊びに行ったり、私の実家にも時々遊びに行き、私の祖父の畑仕事を手伝ったりとお互いの家族も私たちの交際を喜んでくれていました。
私ももちろん好きで交際をしていたし、けれど付き合っていた間、一度も私の家に招き入れることはしませんでした。彼も私の部屋に遊びに来たいと言っていましたが、私は断り続けました。私はチャトとの空間に他の人を入れたくなかったのです。チャトには私だけを好きでいて欲しいし、私もチャトとの空間を大切にしたいと思ったからです。彼は少しずつ私に他の男がいるのではないかと怪しむようになりました。そして夏のある日、彼とのデートがあり私は朝早く家を出て行きました。その日は私の母が私のところに遊びに来る日で、マンションのエントランスでお昼に待ち合わせをしていました。彼と会っている時に母から「猫がエントランスを歩いていてかわいい」と連絡が入りました。私は家の鍵をしっかり閉めてきたか不安になり、彼に「ごめん」と言い残し、すぐ家に向かいました。エントランスにいた猫はマンションの大家さんがたまたま連れてきた猫で、チャトは家で良い子にしていました。
彼にその後連絡をしても音沙汰なし、チャトの存在を最初に伝えるべきだったと後悔しており、今になって彼の心の広さを時々懐かしく感じ、その後悔をまたチャトに聞いてもらっています。」

→猫のことは伝えるべきでしたね。男の目から見ると、「猫以外部屋に入れない」、というのは、さすがにちょっとやり過ぎ(?)、そう思うのは私だけでしょうか??


 



東京都在住・ベンガル・Y.Tさん


「東北の田舎から上京してきて一人暮らしして10年が経ちます。東京で1人でのマンション暮らしは気ままですが、寂しく思う事もよくあります。20代前半の特は友人も遊ぶ男友達も多くて、仕事も充実していて本当に楽しい時間を送っていたのです。特定の男性との付き合いは面倒なので避けてきたので随分恋人と呼べる人はいなかったのですが、遊んでくれる男友達は沢山いたので寂しいと感じることはなかったです。
しかし20代後半になってくると一緒に遊んでいた友人達はだんだん結婚し落ち着いていってしまい、私と遊んでくれる友人が少なくなってきたのです。友人の多くは子育てに追われてなかなか会えなくなってしまい、独身の友人はほとんどいなくなってしまったのです。
恋人と呼べる人もいなかったのでだんだん孤独感が襲ってきてしまって、夜1人で家にいると寂しさと不安で落ち着かなくなってしまったのです。仕事は毎日忙しく充実していますがそれだけでは埋められないものもあるのだなと感じています。
仕事帰りに何気なくペットショップによったら珍しい柄の猫を見つけて、とても可愛くて見入ってしまったのです。次の日もついよってしまい、実際に抱かせてもらったら手放せなくなってしまったのです。猫の種類はベンガルといって独特の模様があります。私は仕事が遅いので家に1匹で留守番させるのも可愛そうなので2匹購入しました。
仕事が終わって家に帰ると2匹が走ってきて私に甘えてくるので本当に可愛くて、毎日早く家に帰りなったほどです。今まで感じていた子孤独感がなくなって、1人でいる私を心配して男性を紹介してくれる友人の誘いを断るようになったのです。猫と一緒にいる方が幸せを感じるようになったからです。ペットは癒しになるとは聞いていましたがこんなに効果があるとは思わなく、気が付くと猫に話しかけています。辛いことがあってもが慰めてくれるので1人でも寂しさを感じることはなくなっていったのです。
30歳も半ばになってしまった今も猫2匹と楽しく暮らしているのですが、すっかり周りとの交流が薄くなってしまい、恋人どころか好きな人もいない状態です。友人達が私を心配して男性を紹介してくれていたのが懐かしいほどです。今となってはなぜあの時紹介してもらわなかったのかと後悔しています。ペットは可愛くて大切な家族ですが、やはり人間の家族は人生には必要なのだなと思うようになっています。これから婚活を頑張ろうと思っています。」

→完全に猫にべったりと言う感じですか・・・でも、まだまだ大丈夫、前向きに婚活頑張ってください。


 


福岡県在住・メインクーン・K.Sさん

「私はこどもの頃から動物が好きで、実家で暮らしていたころは犬や猫、金魚などいつも身近にペットがいました。だから就職を機会に自宅から離れた県庁所在に賃貸マンションを借りて住み始めたときも、ペットの飼育可物件を選んだほどです。

引っ越しした当初は仕事もまだ覚えきれなくて精神的に余裕がなくて、せっかくペット可の物件を選んだのに、ペットと一緒に暮らすことが出来ませんでした。世話が行き届かないのであれば、飼うペットに対して悪いと思い、金魚を飼うこともできなかったのは私にとっては結構つらい毎日でした。
入社して一年ぐらいたった頃、ようやく仕事にもなれて定時で帰れるようになったので、念願だった猫を飼うことにしました。猫の種類はまえまえからあこがれていた大きな猫、メインクーンにすることにして、猫のためにキャットタワーやオモチャ・大きめサイズのトイレやペットベッドをそろえ、私のマンションの部屋はすっかり猫のためインテリアで埋め尽くされました。そして定時で帰れるとはいえ、子猫を誰もいない部屋で過ごさせるのは可哀想だったので、猫はペットショップから買うのではなく、少し大きくなったメインクーンをブリーダーさんのところで直接譲り受けることにしました。
飼う前から猫グッズやペットショップのことでいろいろ考えていたせいか、いざ猫が部屋にきてみると、本当に可愛くて可愛くて、休みの日のお出かけがほとんどなくなってしまいました。あんなに好きだったバーゲンとかも特に興味がなくなり、会社帰りに寄ったお店でまとめ買いして済ませるようになったほどです。
仕事中も、夏は猫が熱がってないかなって心配して、冬は猫が寒がってないかなって心配するほど猫にのめり込んでしまったので、友だちや同僚との飲み会や旅行にもだんだん参加しなくなり、誘ってもどうせ断られるって判ったせいか、周囲からの遊びのお誘いも少なくなりました。
もともとあまり恋愛に対して興味がなかったせいもあるのですが、30代を迎えたいまも独身で、最初に借りたマンションにずっと一人暮らししているのは、猫にのめりこみすぎたせいなのかなって少し後悔もしています。選択肢としては、猫が好きな男性と出会ってお付き合いをするという方法もあったかと思うのですが、猫との時間が楽しすぎて、その男性との出会いを積極的に求める時間をつくらなかったのは私が悪いのだろうなって気持ちでいっぱいなのです。」

→この方も可愛さあまって猫にのめりこんで・・・ 今後は、ぜひ、猫好きの男性を探してください。ご健闘をお祈りします。

 

 

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