いかがでしたでしょうか?今回の記事が、これからペットシッターを始める方、すでにシッターとして経験のある方にも、少しでも参考になればと思います。
「任せて後悔・・」の記事では、悲惨なお話も掲載しましたが、これらは事前に念密な打ち合わせをすることで防げたケースもあるのでは?、と感じます。
シッターさんは、事前に、丁寧に業務内容を説明して、お世話をするペットの普段の様子や性格、ご飯、トイレなどについての飼い主さん(お客様)のこだわりを十分に理解するようを心掛けるべきです。そして、その通りにお世話を実践することで信頼を得る、これが成功への一番の近道だと思います。
さらに、「鍵を預ける不安」を払拭するには、打ち合わせの際に簡単な間取り図を書いて入室可と不可のエリアをその場でお客様の立ち合いの下に確認するなどの一工夫があればいいかもしれません。
また、場合によっては、お預かりするペットの性格(人見知りか否か等)や現在の状態を判断して、あえてペットホテルに預けることを薦める決断も必要でしょう。どうしても自分に懐かず、お世話をする自信がない場合などは無理をしないことです。
利用する側もペットの性格や現在の状態等を総合的に考えて、ホテルに預けるか、シッターさんにお願いするのかをケースバイケースで決めてもいいと思います。そうすることである程度は、突然の病気等は防げるのではないでしょうか。
また普段の生活環境(昼間は仕事で留守がち等)もホテルに預けるか、シッターさんにお願いするかを決める重要なファクターのひとつでしょう。一人でのお留守番になれているペットなら朝夕1時間程度のお世話で大丈夫な子もたくさんいます。
言葉をしゃべらない動物たち、安心して快適なお留守番生活ができますように!、それが共通の願いのはずですから。
Eデュケーション・コンソシアム 合同会社
代表社員 玉城 和幸
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