犬を譲り受けたい人は、事前講習会を受講しなければ(別に日に開催される)譲渡会(譲渡時講習も同日開催)へ参加できませんが、猫の場合は、一日(約二時間の講習受講)で譲り受け可能となっています。おそらく、犬は猫に比べて狂犬病予防等の観点から、より法律の制約をうけることになるからだと思われます。
いずれも譲渡会へ参加するには、まず事前に動物愛護センター担当へ電話で申し込みをすることになっています。申し込みは、こちら→譲渡事前講習会
電話では、次の参加資格を簡単に確認されます。(犬、猫共通)
①年齢が20歳以上60歳未満であるか、②現在、犬猫を飼育していないか、③家族の同意があるか(アトピー等のアレルギーを持っている方はいないか)、③時間的・経済的に飼育する余裕はあるか、④ペット可の賃貸住宅または自己所有の住居であるか等の環境面での確認、⑤引っ越し、転勤等の予定はないか、⑥不妊・去勢手術をしてくれるか、これらすべてに当てはまる(同意できる)方が参加可能となります。
「何だ!、こんなに条件があるのか・・・」とお思いの方も居るかもしれませんが、これくらいクリアーできないと、また飼育できなくなって愛護センター(保健所)へ持ち込みなんてことに・・・・、センターの方でもそれを防ぐための最低限の条件だと思います。ちなみに、動物愛護団体からの譲り受けの場合は、他にもいろいろと条件が付くようで・・・中にもとても受け入れがたい条件が付く場合もあるとか・・・・、ですから、都内在住で犬猫を飼いたい方は、まずは動物愛護相談センターに電話してみてください。
記者は、上記②の条件に引っかかりましたが、今回は見学(取材)ということで参加を許可して頂きました。
この子は、「ふれあい犬」、譲渡事前講習会の当日、カメラを向けると、近寄ってきてお座りしてくれました。人懐っこいです。
と、ここまで書いておきながらですが、諸般の事情により今月号の記事はここまでとさせて頂きます。読者の皆様、記事を完全な形でお伝えできず、申し訳ありません。譲渡(事前)講習会等の様子は次号(5月号)でお届けします。暫くお待ちください。
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