感覚でお薦めした(?)前記事から一転、ここからは、データに基づいたお薦め銘柄編となります。
まずは、株価データ比較表、ご覧ください。尚、本誌は株式投資マガジンではなく、あくまでペットマガジンなので、細かい解説はご容赦ください。
1)安定志向のあなたに;
配当利回り+株主優遇で選ぶなら、リックコーポレーションとくろがねやがお勧め。この二つ、100株保有から株主優待でクオカード、ギフトカードがもらえます。そしてここでの穴株は、エコトレ。エコトレは、株主優待は500株からですから、100株だけだと配当のみですが、それでも利回りは高いですね。また、経常増益率が、365.7%という信じられない数値です。これは前年度赤字から黒字に転換するためです。現在は、市場から無視されていますが、日の目を見れば、かなり上がるかもしれません。
2)実益を期待するあなたに;
そんなあなたに一押しは、やはりイオンです。業績も順調ですから値上がりも期待できますし、イオン系列のトリミングサロン、動物病院が行きつけのあたなたら、株主優待のカードで5%の割引はありがたいですよね。
3)やはり上がる株が一番というあなたに;
一押しは、アニコム。次点がイオン。穴株が、大日本住友製薬です。薬系は、当たれば化けます。世界初の動物再生医薬品の大日本住友製薬、当たれば株価数倍も夢じゃないかもしれません(ただし、3年以上の保有で)。
4)博打好きのあなたに;
日本動物高度医療センターです。もしかしたら、マザーズ(新興市場)への資金集中で、「買うから上がる、上がるから買う!」、の理屈では考えられない相場になる可能性は零ではありません。業績も悪くはないですから。でも、反対にここから半値になる可能性もないとは言えません。そうなると、配当も期待できないので悲惨ですね。もしお買いになって半値になったら・・・その時は、株主総会で記者とともに文句をいいましょう。うっぷん晴らしに!
ユニ・チャームは、お薦めしませんが、(これが一番あがったらどうしましょう)・・・・まあ、そこは”ペット系WEBマガジンのたわごと”ということでお許し願えればと思います。
最後に、どれをお買いになるとしても、初心者の方にお薦めは、NISA+ミニ株を使って決算月にちょうど単元株超え(100株)になるように毎月均等に買うのがいいでしょう(貯金積立感覚で少額から始めましょう)。ネット証券なら手数料も安く済みますし、この買付方なら万が一、海外情勢で暴落があっても大丈夫です。一時的にショック安があっても日本の株式市場は、2020年に向けて上昇していくと思います。中長期でみれば、ショック安は、買いコストを下げる効果があるはずですから(この買い方をドルコスト平均法といいます)。
但し、NISAには注意も必要です。NISAは、株の売却益にも配当にも税金がかからないと謳っていますが、配当はNISA口座を作った証券会社の口座へ入金する方法を選択しなければ、課税されてしまいます。この点は、記者も不満で、ある程度の投資経験のある方には適さない投資手段といえるでしょう。
いかがでしたか?今回の記事で、株式投資にチャレンジしてみようと思った方、記者とともに株主としてペット関連企業を応援、or 叱咤激励(?)してみませんか?
ここ3回にわたって、ちょっと視点を変えた記事をお届けしましたが、これらがあなたのお役に立つことを祈っています。
Eデュケーション・コンソシアム 合同会社
ペット関連担当 玉城 和幸
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