さて、里親になる条件は、HOGOKEN CAFEのHPに記載されています。犬(猫)好きで保護犬(猫)をお迎えしようと思っている方には、ごくごく当たり前の納得できる条件ですが、少し記者から補足をしたいと思います(里親になるためにはHPをご覧ください!、ではあまりにも芸がないので)。
まずは、ペット保険についてです。条件に、最低1年間は指定された保険に加入、とあるのですが、これは、アイペット損害保険株式会社のペット保険とのことでした。12歳11ヶ月まで加入できるようですし、ペット保険の中では、最大手と言われるアニコムと比較しても遜色はない保険なので安心だと思います。
次に、里親特別会員になる必要があるというNPO「ラブファイブ」についてです。このカフェにいるのは、まさにその団体が保護したワンちゃん(猫ちゃん)たちなのです。 HPはこちら→Love Five
昨年の11月、栃木県などで小型犬が多数遺棄され亡くなったというニュースを覚えている方もいるのではないでしょうか。これは、動物愛護センターが引き取りを拒むことができるように動物愛護法が改正された悪しき影響だとも言われています。すべてが悪徳業者と言うわけではありませんが、価値の亡くなったペットは、愛護センターに引き取ってもらえないから捨てる、このような業者がこれからも出てきてもおかしくありません。愛護センターでの殺処分ゼロが達成されても、その陰で捨てられてしまう子たちが増えるのでは・・・
この事実を考慮すると、ラブファイブが、ペットショップやブリーダー中心に引き取り・保護を行っている意味は、大きいと思います。いわば、行政の手から零れ落ちた子たちに手を差し伸べている訳ですから。時々、ペットショップあるいはブリーダーの下請け!?、ではないかと揶揄されることもあるそうですが、引き取りの際には、きつ~いアドバイスを行っているそうなので決して下請け活動などではないと思います。
また、他の里親募集でよくNGとなっている”一人暮らし”でも他の条件さえ満たせばOKとのことでした(子犬・子猫は除く)。記者も、一人暮らしなので里親募集の際に断られたという話を時々耳にしましたし、事実、いろいろな保護団体のHPの里親募集条件に「一人暮らしNG」はよく見られます。一人暮らしでも、きちんと世話ができる人はたくさんいますし、犬・猫も子供でなければ、きちんとお留守番ができるはずです。”一人暮らしでもOK”という考え方は、間口が広がっていいのではないでしょうか。
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