研修は、前もって各都道府県知事から葉書で通知があり、3-4か所の実施場所から参加可能な日程を選択できるようになっています。記者は、去る9月17日に実施された研修に参加してきました。
東京都は対象となる業者数も多いためか、会場は、このような大ホール。参加者数は、1,100名を超えていました。 研修は、前方の大スクリーンに 映し出されるスライドにしたがって講師の方が解説を行う形式で行われます。
資料としてテキストも配布されるのですが、スライドを使用するため場内の照明を落とすせいか、ほとんどテキストは読めません。また、テキストとともに、簡単なテスト問題も配られます。このテスト用紙は、研修案内の葉書とともに終了時に提出することになっています。
今回の研修内容、テキスト目次がこれです。内容は、先にあげたテーマのうち、施設の衛生管理と動物取扱業のトラブル対策として知っておきたい法律知識についてでした。テスト問題として、設問が6問あるのですが、5問は衛生管理の問題、1問のみが法律知識問題でした。
衛生管理の項目はこんな感じで、要点を箇条書きにしてあり、横にメモ欄があります。しかし、場内が暗いせいか、記者はメモを取るのに苦労しましたね。
ここで、気が付いたことが一つ!
テキストとスライドを比較してみると、テキストに記載されていないスライドが数点ありました。そして、まさにそのスライドの内容がテストの設問に出てくるのです。
テストの設問内容は常識的なことで、誰でも回答できるものですが(間違っている記述を選択させるもの)、中には引っ掻けるためのちょっと紛らわしいものも。
まさにその紛らわしい記述の内容こそが、スライドのみで解説されているのです。これから参加される方は、講義中に眠ってしまわないように!
しかし、衛生管理の解説は、主に家畜の扱い中心。口蹄疫の話もでてきたりして・・・衛生管理は重要だとの認識はしているのですが、ちょっと畜産業以外の仕事に従事する方にはピンとこない話かも知れませんね。
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