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2020年03月号 vol.1

日本動物高度医療センターの取り組み

2020年03月12日 19:24 by K-Tamaki
2020年03月12日 19:24 by K-Tamaki

 先日、「香港でコロナバイルス感染症に罹患した方の飼い犬からも陽性反応が・・・」という記事をご記憶の方もいるかと思います。私達ペット好きにとって、これ、かなり気になるニュースですよね、そこで、ます、この件を問い合わせしてみました。

管理部 石川氏から回答を得ましたので、以下に掲載します。

回答:コロナウイルス感染症及び動物に与える影響につきましては、科学的に判明していることはまだ多くない状況であり、当社といたしましては、日本獣医師会が3月9日に公表しました 以下のコメントを参考にしております。

「日本獣医師会といたしましては、現時点では感染サイクルの主体は人ですが、感染した人と濃厚接触のあったペット動物への感染の可能性は否定できないと考えます。したがって、新型コロナウイルス陽性となった飼い主と接触のあった犬については、飼い主と同様に人や犬等との接触を避け、仮に臨床症状が認められた場合には、かかりつけの獣医師とも電話相談のうえ、国立感染症研究所獣医科学部に問い合わせてください。いずれにいたしましても、現時点では、飼い主がしっかりした感染防御の対応をとることが、ご自身のペット動物を感染から守るためにも、最も重要だと考えます。」

とのことです。HPは、こちら→国立感染症研究所 獣医科学部

代表電話は、03-5285-1111です。

 

では、続いて会社の社内外への取り組みについてですが、これはHPに記載されておりました。要約すると、①会社では、従業員のマスク着用及び定期的なトアノブ、ボタン類の環境除菌を実施している、②患者様(お客様)には、面会、診療時に 手洗い/手指衛生、可能な限りマスク着用をお願いします、③発熱、上気道症状のある方は来院をご遠慮ください、との趣旨でした。

では、最後に業績に与える影響についての回答です。同じく石川氏からの回答を原文のまま記載します。

回答:コロナウイルス感染症が当社業績に与える影響についての「現時点での」見解です。本件による諸問題が今後長期化するような場合には、その影響は否定できず、再考することも考えられます。現在世間一般において外出自粛等が行われている状況ではございますが、当期の決算への影響は軽微であると考えております。なお、来期以降の事業計画は現在策定中でありますため、申し上げる段階にはございません。どうかご了承ください。

来確かに来期以降は誰もわかりませんね。

 

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