毎日TV、新聞のニュースでは、感染者がxx名増えた、死者がまたxx名、外出自粛要請さらには首都封鎖?まで、そんな暗いニュースばかりが伝えられています。
富士フィルムのアビガン錠、28日の安倍総理の会見でも取り上げられていましたが、同薬にかんしては富士フィルムへ感染症の社内外への対応と合わせて問い合わせをしています。しかし、この原稿を書いている30日現在、まだ回答は得られてておりません。総理の会見で発表される前に(いかに株主とはいえ)回答すればインサイダーといわれる可能性もあるので差し控えているのかもしれませんが。
記者の見聞きした情報だけですが、①今回の新型を含めたインフルエンザ等のコロナバイルスは、人間のRNAの細胞に中に入り込み、その細胞分裂を利用して増殖します。その増殖の際のバイルスの遺伝子複製を阻害する薬がアビガンです。従来の抗インフルエンザ剤は、インフルエンザバイルス自体を攻撃するため、変異されると効果が薄れますが、バイルスの増殖の仕組みを阻害するのがアビガンの特徴なので多少の変異にも対応できるはずです。
②さらに、中国の治験では、200名に投与して、肺炎からの回復率は90%以上(他の薬では62%程度)、陰性に変わるまでの日数は平均3日、(他は平均11日)という結果が得られており、副作用は報告されていないとのことです。
アビガン、総理会見では、投与が10数例(これでは治験として少なすぎる)、そして効果が報告されており、今後、正式認可・増産に踏み切るとのことでしたが、素人目でみてもこの薬は、その仕組みゆえ効果がありそうです。確かに、動物実験では胎児に奇形が見られる等の副作用ありと巷ではいわれていますが、まだまだ治験数も少なく、その副作用がどの程度の確率で生じるのかも不明、と言うのが現状だと感じています。そしてアビガンとともに候補に挙げられている抗エイズ薬、カレトラは199例への治験(99例へカレトラ投与、他100名へ他を投与)であまり際立った治療効果の違いがなかったと言われています。
私見ですが、アビガン、その安全性と効果が確認できれば軽症患者への積極的な投与と予防のため各家庭に1週間分ほどの備蓄を政府負担で配布する、これで私たちの不安はかなり払拭されるのではないでしょうか?
富士フィルムの会長は安倍総理の知己、だから会見で紹介しているのではなく、本当に治療薬として期待できる薬だから取り上げた、そうあって欲しいものです。本当に効果があるのであれば、コロナ感染症はもはや風邪と同じ、私たちは、過度に恐れることなく共存可能となり経済も再度動き出すことでしょう。
最後に、またしてもペット関連雑誌の範疇を逸脱してしまってますが、これからも折を見てこの関連情報はお伝えしたいと思います。
合わせて、イオンペットにも会社としての取り組みを問い合わせています。これも回答が得られ次第お知らせします。
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