このような同行避難のイラストは各自治体の発行する防災ハンドブックなどでよく見かけますが、いざ避難となるとなかなか上手くいきません。
そこで、「災害時にペットを守るための唯一の資格」との触れ込みで社団法人全日本動物専門教育協会が開講・認定している民間資格が「ペット災害危機管理士」です。
基本はペット関連事業者にお勧めの資格なのですが、3級と4級は通信講座でも受講でき、私たち飼い主側が知っておいて損はない知識が学べます。
ペット災害危機管理士資格講座の情報->社)全日本動物専門教育協会HP
実は以前に記者はこの3,4級の講座に参加しました。そのリポートはバックナンバー(2018年10月号)でもご覧頂けますので参考にしてください。->2018年10月号
その後、2級(公助)、1級(指導者)と受講するつもりでしたが、コロナ渦や私事の関係もありお恥ずかしながら3級止まりです 。ただし、2年ごとに資格更新とその際に送られてくるフォローアップメモなどでの学習は継続しています。
今回のフォローアップメモで追記されているのはこちらです。
やはりコロナの影響が色濃く出ています。避難所にいくだけが避難ではなく、「分散避難」が推奨されています。その名の通り、自宅待機、親戚友人宅、ペット可のホテル、そして避難所などに分散して3密を避けることを検討するようにとの提言です。
しかし、コロナもオミクロン株になり弱毒化しています。日本ではまだワクチン推奨、年末の次の波を警戒しているようですが、海外ではすでにWHOがコロナ収束宣言を検討、米国バイデン大統領はインタビューで「コロナは終わった!」と宣言しました。日本だけが逆走している感があり、記者はもうコロナを意識し過ぎる必要はないと考えています。しかし、サル痘や中国の一部でランギャ(狼牙)ウィルス流行との情報もあり、感染症流行下での「分散避難」の必要性は頭の隅にいれておいていいでしょう。
この原稿を書いている今も台風15号が近づいています。大雨による浸水、そしてペットを連れての避難、災難はいつ何時我が身に降りかかって来るかもしれません。そんな時のために通信講座での受講も検討してみては?、そう考えてこの記事をお届けしています。
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