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2018年12月号

保護犬・保護猫について

2018年12月17日 15:35 by K-Tamaki

平成28年度、東京都では犬の殺処分ゼロ、猫28匹。これは、動物取扱責任者研修の冒頭、都の職員さんから発表された数値です。東京都は、2020年に向けた行政プランとして、2019年度には、殺処分をゼロにすることを謳っています。そのためには、保護犬・保護猫へのよりいっそうの理解と譲渡活動が欠かせません。さきほどのBさんに現状を聞いてみました。

記者:現在、このセンターで譲渡対象となっている保護犬、保護猫はどのくらいいますか?

Bさん:犬はいません。猫は・・・これから出てくるとは思いますが、現状はシニアの猫が一匹です。

記者:本当にいないのですか?(ちょっと詰め寄ってみました。)

Bさん:実は、候補として柴犬(中型犬)が一匹いますが、興味ありますか?お話では、(記者は小型犬、チワワとダックスの飼育経験ありとは告げました)、小型犬をお飼いになっていたそうですが、中型犬は大丈夫ですか?

と、どうやら譲渡対象となる犬は、まったくゼロというわけではなく、譲渡しても大丈夫なレベルか否かを見極めたり、あるいは再教育したりしている段階にある子は少し居るようです。この子達もほとんどは、愛護団体主催の譲渡会で里親を探すことになるようです。現状は、センターもしっかり譲渡団体とタイアップして里親探しを行っているようです。

そこで、紹介されたのが、これ。

まずは、最近、東京都の動物情報サイトをリニューアルしたとのことで、このチラシを頂きました。話にでた柴犬の子もここに写真が出ているので見て欲しいとのことでした。

そして、譲渡対象団体一覧がこちらです。

 譲渡対象となっている子たちが、一匹でも多く里親が見つかり幸せな生活を送れることを祈るばかりです。

ただ、これは記者の個人的な感想なのですが・・・愛護団体等からの譲渡は、動物愛護相談センターより条件が厳しいという印象があります。例えば、年齢制限、単身者不可、さらには資産残高の確認(ペットはそれなりにお金がかかる)までするところもあるとか・・・資産残高の確認などはやり過ぎとしても、ちょっと言いたくないことも聞かれたりする、そんな話はよく聞きます。まず、実際にお届けで自宅の飼育環境を確認、一定期間のトライアル、これはどこでも行うでしょう。実は、記者も保護犬をお迎えすることも考えたのですが、単身で自宅のリビングが仕事場・・・、これだけでもう断念しました。

保護された犬・猫たちは、それなりに過酷な生活を送ってきた、もうこれ以上苦しませたくない、そんな思いから里親の適正を探ることは十分に理解できますが、それも行き過ぎては・・・・・個人情報保護、プライバシーの問題が騒がれている現在、上手く折り合うことができなくなってしまいます。何事も中庸が肝心、譲渡条件も厳しすぎず、ゆる過ぎず、で上手く対応できれば間口は広がり、幸せになるペットの数も増えるのではないでしょうか。そんな気がします。

 

 

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