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2019年07月号

では、まずは記者の質問から・・・

2019年07月11日 13:14 by K-Tamaki

記者は、3番目に質問に立ちました。が、その際に質問は1つにしてください、との会場のマイク係員(議長から指名を受けるとマイクを持って係員が席近くに来ます)からの要請が!?これは、最初に議長が言うべきですね。マイクを持って、「質問は3つあります。まず・・・」と記者が告げたところに、そう言われても・・・(昨年も3つ質問したはず)。上場4年目の総会、もう慣れてきているはずなのに、運営・進行のまずさを感じます。その旨、マイク係に告げ、気を取り直して、

記者:第1号議案の定款変更についてお聞きしたい。変更点として、当社の営む事業に「損害保険代理店業務及び少額短期保険代理店業務」を加えておりますが、これは、ペット保険も取り扱うということですか?

回答:保険会社を使って診療の機会を広げていくためのものです。現状では、保険業への進出は考えていませんが、将来的には(保険業も)考えていくつもりです。

会社の大株主には、第4位にSBI証券が、第10位には楽天証券が名を連ねています。ともにグループに保険会社を持つ2社(特に楽天はペット保険に進出しています)、このあたりとの提携でやっていくことになるのかもしれません。

1問ずつと言うことで・・・記者は、結局3回マイクを持つことになりました。3回目はトリを飾ってしまいましたが・・・では、2回目の質疑と参りましょう。

記者:確か一昨年の総会でもお聞きしたと思いますが、当社子会社キャミックの提携先についてお聞きしたいと思います。2年前に業務提携の引き合いがあるということでしたが、現状はどうなっていますか?なかなか地方からでは来院も困難ですし、ここは、地方病院と連携して画像診断等を行うことで遠隔地医療としてのサービス提供が可能となるのではないでしょうか?

回答:当社と子会社キャミックとは上手く業務のすみわけが出来ていると思っています。お問い合わせの件は、公表できる段階ではありませんが、進めているところです。また地方病院との連携については、検討している段階です。

2年前もそう言っていたような・・・もう2年も経過しているのに、具体的に公表できる段階ではない??病院施設を作るのには、金も人員も必要です。AIを使って人手不足を補い、画像診断サービスを提供するという手もあると思うのですが・・・これでは何だか期待薄ですね。

では、最後の質問です

記者:これも2年前にお聞きしたのですが、3,600を超える連携病院の内、紹介実績のある数は、1,200位ということでしたが、その後どうなっていますか?

(まさか、学会・セミナーと連呼するだけで何の工夫もせず、果報は寝て待て!、状態ではありませんよね???)

紹介病院へのアアプローチは、当社では一般の事業会社でいうマーケティング戦略に相応すると思っています。学会・セミナーを通じて・・・という回答をよくお聞きしますが、正直、それでは弱い。忙しくて、てんてこ舞いの動物病院ではとてもセミナーなど参加している時間はないでしょう。ここで1つ提案です。学会・セミナー等での最新情報、先に述べた画像診断の診療データなどを地方の動物病院向けに配信する定額サービスを考えてみてはいかがですか?

 回答:紹介実績のある病院数は、2年前から毎年200件くらいずつ増えています。これが、売上増に寄与しています。ただ、地方はまだわずか、というのが実情です。定額サービスのお話は参考にさせて頂きますが、以前、紹介料を頂くことも検討しましたが上手くいきませんでした。当社の紹介実績は、お互いの信頼関係、いわば信用ベースで増えてきました。(ここに紹介料等をからめる)お金のやり取りは、基本的には困難だと思っています。ただ、何かしら有益なサービスができるのであれば、検討したいと思っています。

この回答・・・はっきり言って、事業会社として見た場合、マーケティング機能が弱い、いや無いに等しい状態ではありませんか。最近、同社の株価は最高値から1,000円程度下げたところで低迷しています。「市場は、当社の成長力鈍化を懸念しているから、株価はさえないのですよ。」最後に、こう付け加えた記者でした。

今回の総会には、社長よりも多く株を持っている大株主の方も出席されていました。もちろん、この方も質疑に立たれています。その内容も含めて、他の質疑応答については次章で。

 

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