アニコム、IR担当の佐藤氏が回答してくれました。内容につき、以下に要約します。
-社外(私達飼い主)へ向けての取り組みについては、ペット保険の適用対象を「薬の受取等ペットを伴わない通院」にも拡大します。これは、動物病院での待ち時間を減らすことで、飼い主、獣医師ともに人との接触の機会を減らし感染リスクを低減するためです。
-コロナバイルス感染症に関する情報・対策をHPの「アニコムどうぶつコミュニティ」のなかで定期的に発信しています。「香港での犬への感染」についても、触れられています。この感染したとされるワンちゃん、亡くなったそうですが、17歳という高齢であったこともあり、コロナバイルス感染症が影響を及ぼしたかは不明である旨、コメントされています。
URL→コロナ感染症に関する情報・対策
前回のリリースが3/12です。たしかに定期的に更新されているので、皆様に役立つと思います。
社内(社員)向けに感染防止といえば、やはり他社も行っているこれ、です。
IR、海外投資家への説明会、取材、社内での会議などテレコンがかなり多く、これにより十分に情報共有ができているとのことでした。また、社内に子供の預かり場所もあり、女子社員で子供同伴での出勤も可とのことです。
次に、業績面での影響についてです。次の回答を得ています。
-直近リリースの前月新規保険契約件数のデータでは、対前年同月比+10%であり、本業(ペット保険)への影響はほとんどない。
-コロナの影響が本格的に出始めた3月は、マインドの冷え込みによる影響が予想されるが、今期(業績)に与える影響は軽微と予想する。
-ただし、当社は金融部門で資産運用を行っているため、第4四半期(1~3月期)での株安等の金融市場の大崩の影響がでる可能性がある。(評価損等の計上は、3月末の時価を基準とするため、あと半月でどうなるか・・・ですね)
-来期は、なんともいえないが、本業は堅調であり(保険料)前受ビジネスなので、キャッシュフロー的には安定している。
アニコム、パンデミックという有事にも積極的に情報発信等取り組んでいる印象をうけます。事実、国内外機関投資家からのヒアリングも多いとのことです。
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