これもいつものお決まりですね。研修の最後に、あらかじめ配布された問題に回答、それを提出して解答・解説とともに研修終了証を受け取ります。
その前に、今回はBCPに関して以下のアンケートがありました。その内容もお知らせしておきます。
問題は次の5問、間違っているものに×を付ける形式です。
問1 感染症について、誤っているものに×を1つ付けましょう。
1 感染症は、動物と人の間では伝染しない。
2 免疫不全には。先天的なものと後天的なものがある。
3 病原体の侵入経路には、経気道感染、経口感染、経皮感染、経胎盤感染、血液感染の5種類がある。
4 感染症のなかには、蚊などの吸血昆虫が媒介する感染症もある。
問2 感染症について、誤っているものに×を1つ付けましょう。
1 結核菌は、人はもちろん、哺乳類、鳥類、爬虫類にも感染する。
2 パスツネラ症の主な感染経路は、動物の咬傷によるものである。
3 国内で人のレプトスピラ症が発生したという報告はない。
4 オウム病の感染源として推定される動物で最も多いのは、鳥類である。
問3 サルモネラ症について、誤っているものに×を1つ付けましょう。
1 サルモネラ症は食中毒の主な原因菌の一つである。
2 サルモネラ菌は、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類など多くの動物の腸管から検出される。
3 サルモネラ菌に感染した動物は、全てサルモネラ症を発症する。
4 国内で、ペットの爬虫類を原因とするサルモネラ症の患者が報告されている。
問4 BCPについて、誤っているものに×を1つ付けましょう。
1 BCPとは、事業の継続及び早期の再開を目標とする防災計画のことである。
2 BCPを策定するためにスタッフが話し合うこと自体、災害時にムダな動きをしないための訓練となる。
3 災害発生時に優先する業務を選び、順位を決めることは従業員、顧客、管理動物の安全確保のために必要である。
4 BCPを準備しても、取引先や顧客に対するアピールにはつながらない。
問5 災害対策について、誤っているものに×を1つ付けましょう。
1 動物の救援や物販など、災害時に動物取扱業が地域社会に貢献できることは多い。
2 地震などの大きな災害が起きた後でも、咬傷事故の発生件数は災害前と変わらない。
3 人畜共通感染症の発生を予防する観点からも、管理する動物の逸走・放置は動物管理者として可能な限り避けなければならない。
4 災害時に個体識別情報は、犬鑑札やマイクロチップのほかに迷子札の装着が効果的である。
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