まずは、概略からいきます。この講座は、社)日本動物専門教育協会が主催しており、4級から1級までそれぞれのテーマをもとに、「災害時に人とペットの身を守るために必要な危機管理の知識を学ぶ」カリキュラムとなっています。
WEBページはこちら→ペット災害危機管理士
このWEBページにあるように、各級に開けるテーマは、4級:自助(準備):人とペットのための日頃からの災害準備→3級:共助(避難):実際に安全に避難でき、避難生活を成功させるための実践力を養う→2級:公助(責任):地方自治体等と協力して、避難時の人・社会への責任を理解し行動できる能力を養う→1級:指導者(指導):避難時に指導者として行動ができ、避難所運営や避難後のケアについてもサポートできる能力(社会貢献できる能力)を養う、となっています。
4級及び3級はそれぞれ4ヶ月の通信講座、または2時間ほどの講習受講で取得でき、2級及び1級は実地講習受講のみとなります。1級は、東日本大震災の被災地、気仙沼や熊本地震の被災地でも開催されています。また、それぞれの講座受講の最後に認定試験があり、合格すると次の講座を受講できる仕組みとなっています。私は、災害準備には詳しい方だから、いきなり 2級から!、とはいかないようですね。また、2級まで取得できれば、別に講師養成講座もあり、これに合格すれば3級までの講師として活動できるようです。
4、3級は続けて受講でき、1日で取得できるため、記者は実際に受講してきました。
教室は、銀座のとあるビルにあります。
教室の風景は、このような感じで4名で1つのテーブル(グループ)を構成して、1クラス合計12名の定員のようです。
教室の入り口には、社)日本動物専門教育協会の主催する講座のパンブレットがずらり、中にはTV番組に出演されている方のサイン入り色紙も。
この講座、残念ながら東京・銀座以外では開催されていないようです。
「地方での開催の予定はありませんか?」記者のこの質問に、「貴方が2級及び指導員資格を取って頂き講師になって主催してはいかがですか?」とのこと・・・
記者は、どうも先生と言うガラではありませんが、「一応考えてみましょう。」とお応えしておきました。
では、次章からは実際に受講した感想と内容(ただし、認定試験問題には触れずに)をお伝えします。
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