現在の世界情勢は、目まぐるしく変化しています。2つの大きな戦闘・地域紛争が継続、他にも危機的要因を挙げればきりが無く先が見通せません。
そんな状況でも米国の株価は反転基調、日本も現状の堅調な企業業績を反映して概ね高値圏のレンジで推移しています。しかし、大暴落の可能性は依然として残ったままです。
日本では報道されていませんが、数日前米国の地銀シチズンズバンクが破綻しました。今年6行目の銀行破綻です。最近、日本でも全銀協のシステムエラーで銀行振込ができない事態が発生していましたが、同様の事態が米国大手銀行間でも発生したようです。銀行倒産に加えてシステムの脆弱性も明らかになりつつあり、現状の金融システムは転換点を迎えているのかもしれません(金融リセット?)
加えて、イスラエル・ハマスの戦闘激化によりイランが報復措置としてホルムズ海峡閉鎖を行うだけでもエネルギー危機、さらには食料危機が世界中で起こる可能性があります。もしそうなれば、エネルギー・食料自給率の低い日本は大ダメージを受けることでしょう。食料備蓄は最低でも2週間分、特にペット関連の備蓄は1ヶ月以上必要(ペット災害危機管理士の立場から)と常々友人にはいっていますが、それでも足りないかもしれません。
米国発世界的金融リセットに戦禍拡大からのエネルギー食料危機・・もしくはその両方が同時に起こり、さらに大地震などの自然災害も加わり、よからぬ輩の目指すグレートリセットへ・・・
ここまでいうとまさに陰謀論?と言われるかも知れませんが。
備蓄などは備えておくにこしたことはない、何も起こらなければそれでよしとする!将来に備えた資金運用も同じです。日本はこれからもインフレ傾向は続いていくでしょう。インフレ継続の場合はお金の価値がどんどん目減りしていきます。年金だけでは不安な現状、将来に備えた資金運用は必要です。今、出来ることは①株式、②現物資産(金、原油、不動産など)③外貨建資産(預金など)、④暗号資産(仮想通貨)への分散投資でしょう。株式に限らず金、原油、不動産(リート)などは投資信託(ETF)をNISAで買うという手があります。これなら小口の資金でも投資可能、そして積み立て投資なら目先の激しい乱高下を気にせず放っておいても大丈夫です(ドルコスト平均法の効果)。そして、分散投資が出来ていれば金融リセットで株・債券暴落なら金(安全資産)と暗号資産は暴騰、フォルムズ海峡閉鎖で株暴落でも原油、金、暗号資産は上昇してリスクヘッジの役目を果たします。
記事ではペット関連株の売り買いについても単元株で売買する方のために触れていますが、これは参考程度としてください。少額でも余裕資金でコツコツと継続することが一番の成果があがると思います。食料備蓄と同じで資産運用もできる限りの備え(分散投資)を心掛け、何も起こらなければそれでよし!です。
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