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2015年2月号 vol.2

ご意見集約~ペットシッターのメリットとデメリットを示すキーワード

2015年02月28日 19:19 by K-Tamaki
2015年02月28日 19:19 by K-Tamaki

 ペットシッターを利用するメリットとデメリットについてそれぞれ40人の方からご意見を伺いました。すべてのご意見の中で頻度の高い(強調されている)キーワードを集め、集計すると次のようになりました。

まず、メリットについてキーワードをまとめたものが次のグラフです。

 

やはり、自宅でのお世話による普段と環境が変わらないこと(環境面)をメリットとしてあげる方が多いようですね。次に。「専門家」。これは、シッターさんが動物の専門知識を持った方で預けて安心、という意味でメリットと感じている方が多かったと思います。「手間いらず」、というのはペットホテルヘ預ける場合と比較して普段の餌などを準備する手間や送迎が不要ということ、「費用面」は、ペットホテルとの比較で割安、「付随サービス」は、ブラッシングなどのお世話をしてくれることにメリットを感じるということです。中には、留守中に郵便物の取り込みなどをお願いすることで「防犯対策」にもなる。またペットホテルとの比較で他の動物と触れ合う機会が増えないため、病気などの「感染防止」にもなるという意見もありました。その他は、信頼できる会社(個人ではなく会社組織でサービスを提供している業者)にお願いすれば、より確実というご意見も。

 

次に、デメリットです。

 

これも予想通り、「鍵を他人に預けなければならないこと」が第一位です。次に多かったのが、「留守中にペットが怪我や病気をした時の対応」です。ペットシッターは獣医師ではないので、その場で治療ができません。やはり、万が一の場合の対処方法について不安を感じている方が多いようですね。次点は、「お世話をしてる時間は1回につき1時間程度であり、結局、ペットが一人でお留守番となる時間が長い」というご意見です。ペットとの相性や、シッターさん自身の人物面やスキル面での信頼性(満足できる担当者がなかなかいない)をあげる方もありました。また、メリットとの共通項目として「費用面」があります。これは、一日何回もお世話をお願いすれば、ペットホテルより割高になると考えている方のご意見です。その他には、ペットシッターのサービス自体が身近にないので判断できないといったものも。確かに、地方では東京、大阪などと違ってシッターさんの数は少ないようですね。

 

では、次はメリット、デメリットそれぞれの代表的なご意見をご紹介します。

 

 

 

 

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