EduPet

「Edupet」 2014年11月号 vol.1

愛犬との暮らし:ダックスフンド編

2014年11月14日 10:57 by K-Tamaki
2014年11月14日 10:57 by K-Tamaki

次は、チワワと並んで人気の犬種、ダックスフンドです。

神奈川県在住H.Oさん、

「ミニチュアダックスフンドの女の子を飼っています。最初は、ペットゲージの中で生活をさせていましたが、いつのころからか家の中を自由に行き来させるようになりました。現在、6歳になっていますが、トイレの躾がなかなかうまくいきません。おしっこはきちんとトイレにするのですが、うんちの方は失敗することが多くて、床に転がっていたりします。床にうんちが転がっていると、自分がびっくりしてしまって騒いでしまっていましたが、犬は人間が騒いだりしていたり悲鳴などでも喜んでいると勘違いしてしまうため、トイレシートの上でなくて、床にするようになってしまったのかもしれません。なので、途中からは、床にうんちをしてしまっても静かにするように対応しました。そして、トイレでできたときはいっぱいほめてあげるようにしました。すると、犬もトイレでうんちをすることも多くなってきました。ですが、6歳になってもやっぱり床にしてしまうことがあるので、トイレの躾は、小さいうちからきちんとしておいた方が、のちのち絶対に良いです。」

→「トイレシートの上でできると褒められる(いいことが起こる)」と学習したのですね。

埼玉県在住S.Sさん、

「ミニダックスの子犬を諸事情で譲り受けました。ペットショップが劣悪な環境だったことで子犬ながらにストレスが大きかったようで、さらにうちに来る前に短期間ですが別の家にいたことで環境の変化も多く怯えているという状況でした。  このようなことはなかなかありませんが、まずペットショップが酷かったことで、トイレでしっかりと排泄できない、食糞が酷いなどの問題点があり、とくにひどかったのが食糞です。とにかくずっと見守ってウンチをしたらすぐにとること、これしか対応策はありませんでした。食糞対策として当時あったのが「糞をしたらかける粉末」というもので、だったら取った方が早いだろうという結論だったためです。うちに来て1年くらいは、本当に食糞はひどいものでしたが、おすわりやまてなどの基本的なしつけをしていたら段々と落ち着いてきたようでした。  普通のミニダックスより若干胴が長く、トイレに関しては前足をトイレに乗せたらそのままもらしてしまうクセが直っていませんが、成功と失敗の半々という具合です。ミニダックスを飼っている周辺の人も失敗はあるようなのでまだまだ様子見です。」

→食糞は、留守がちなお宅で飼われている犬に多いようです。「すぐにとる=食糞の機会そのものをなくす」、これが一番効果的と言えます。これからも頑張ってください。

神奈川県在住H.Oさん、

「犬の吠え癖にはとても悩まされていました。小さい時からの躾は大切です。  我が家ではミニチュアダックスフントを飼っており、普段はとても静かなのですが、玄関のチャイムが鳴るとののすごく反応して吠えだし、止まりませんでした。チャイム音に驚いてしまうようです。そこで家族と協力をして、チャイムを鳴らす係りと、家の中にいる係りに分かれて、チャイム音がなってもびっくりして吠えないように訓練しました。具体的には、チャイム音がなると良いことがあると犬に教えることです。チャイム音がなって吠えてしまったら叱り、そして吠え止んだらものすごく褒めてあげます。最初はとても根気がいりましたが、数をこなしていくと次第に、チャイム音がなっても吠えることが少なくなってきました。吠えなかった場合は、たくさん褒めてあげることはもちろんですが、おやつを与えてあげることもしました。チャイム音が鳴るとおいしいものがもらえるという作戦で、これは意外と有効でしたのでおすすめです。」

→完璧な躾です。恐れ入りました。m(__)m

岐阜県在住 T.Kさん、

「犬を飼ったらまずお手を覚えさせたい!というのが子供の頃からの夢だったので、家に来てすぐ芸を仕込んだのを覚えています。ミニチュアダックスフンドだから足が短いけど大丈夫かなという心配をよそに、待て、お座り、伏せ、お手、お代わりはあっという間に覚えてくれました。トイレもすぐにきちんとできるようになり、うちの子はなんて賢いのだと誇らしくなりました。しかし、今度は、家事や来客で長時間構ってあげられないとわざと粗相をするというずる賢さを見せ始めたのです。初めはつい叱ってしまったりしたのですが、最初にトイレの場所を覚えたときと同じように粗相をしたときはなるべく相手をせず、構えなかった後でもちゃんとトイレをできたらご褒美をあげたり、いい子で家事を待てた場合にも褒めてあげる、ということを繰り返していたら次第に粗相は減っていきました。たまにご褒美を忘れてしまったときも自分からトイレちゃんとできたよ、と教えにくるまでに成長してくれて、やっぱりわが子は賢いなあ、と親バカっぷりを発揮しています。」

→この方も躾のお手本にしたいですね

島根県在住S.Hさん、

「私の初めてのペットとして迎え入れたメスのミニチュアダックスフンドは誰にでも吠える癖があり、何度も会って顔や匂いを覚えているはずの人に対しても無駄吠えが改善されませんでした。知り合いにブリーダーもおらずどうしたらいいのか分からなくなっていた頃に、同じ犬種を買っているママ友が私の愛犬を見て改善策を考えてくれました。話の中で、彼女の愛犬も無駄吠えが改善されずに苦労していたということを知りました。そして、あらゆる方法を試した結果として無駄吠えを改善することができたというのです。まずはその方法を教えてもらうことにしました。それは単純なことで、毎日長時間の散歩を行うというものでした。もう少し話しかけたりして体に覚えこませるのかと思いましたが、見当違いだったようです。言われた通りに毎日の散歩時間を増やしたところ、あれほど無駄吠えが激しかった愛犬がおとなしくなりました。それからは初対面の人に対しても吠えなくなり、散歩が足りなかったことによるストレスが原因だったのだと反省しました。」

→吠えていたのは、きっとエネルギーが有り余っていたのでしょうね。ダックスは、本来は狩猟犬ですし、お散歩は大事ですね。

大阪府在住M.Aさん、

「犬の躾で苦労したことと言えば、やはりトイレの躾が一番苦労しました。ミニチュアダックスフンドの子犬を知り合いのブリーダーさんから購入したのですが、なかなかトイレの場所を覚えてくれず、あちらこちらでマーキングをしてしまい、その度に注意をしなければいけなかったからです。獣医さんに相談をしたところ、ペットシーツにトイレ以外で用を足した時のその子の尿をしみこませてあげるとトイレを覚えやすいと教えていただいたので、試してみたところすぐにトイレを覚えてくれることが出来ました。また、トイレで出来るようになった当初はなるべく用を足してすぐに「えらいね~」と声をかけて褒めたり、おやつをあげたりすることで喜んでトイレで用を足してくれるようになりました。今ではトイレ以外の場所で用を足すことも一切ありません。躾と言っても怒ってばかりではなかなか覚えてはくれないので、ちゃんと出来たことにたいしてはすぐに褒めてあげることが大切だと言うことを、犬の躾を通して改めて確認させられました。」

→褒める効果と臭いを利用した躾のいい実例だと思います。

石川県Y.Dさん、

「ダックスフンドの噛みぐせを直すのに苦労しました。子犬の時が肝心なので結構厳しくしつけたつもりだったのですが、成長してもなかなか直らず、焦った事を覚えています。犬のしつけに詳しい友人に聞いたところ、犬の立場になってしつけた方がいいとアドバイスされ、自分のしつけ方を見直してみる事にしました。すると、犬に対してまるで人間の子供に教え諭すようにくどくど説教をしている事がわかり、確かにこれでは犬にはだめだという事が伝わりにくいと反省しました。なので、それからは犬がわかりやすいように噛まれたら反射的に怒り、長く引き止めたり後から蒸し返したりしないようにしました。その結果犬も噛むと私が怒ると学習したらしく、むやみに噛まなくなりました。犬は賢い動物ですが、多分人間の愚痴までは理解してはくれないので、人間を相手にしているような感情的な自分のしつけ方を反省しました。長年の経験を持つ友人のアドバイスに感謝しています。」

→「噛むと嫌なことが起きる(正の罰)」ことを学習したのですね。躾をしているとかえって犬に教えられることもありますよね。

長野県在住H.Kさん、

「2年ほど前からダックスフンドを飼っています。赤ちゃんのころに我が家にきてからもうすっかり家族にも懐き、すっかりアイドルとして一緒に生活しています。特にエサやおやつをあげたときにはしっぽをぶんぶん振って嬉しそうにするのがたまらなくかわいいです。  しかしそのせいなのか、ついついご飯やおやつをあげすぎてしまい、気が付いたらすっかりぽっちゃりさんに・・・。これはまずいと思い、適切なエサの量を調べ、食べさせ過ぎない、おやつも食べさせないようにしたのですがなかなかうまくいかず、勝手にエサを探し出して食べてしまうなんてこともありました。最初にきちんと食べる回数や時間をしつけとけばよかったなぁと、とても後悔したことを覚えています。  運動の機会を増やしたり、気付かないくらいに少しずつ少しずつエサの量を減らしたりしていくことでなんとか肥満体型から脱出することができました。いくら可愛いからといっても飼い主としてペットの健康を守る責任を忘れてはならないと再確認しました。いまでは健康的に楽しく一緒に生活しています!」

→肥満体体型からの脱出成功おめでとうございます!

最後の方の経験談、私も見習わなければいけませんね。

関連記事

ペットシッターサービスへ参入したポピンズ

2024年04月号

ペット関連企業情報 個別情報

2024年04月号

ペット関連企業 個別情報 その2

2024年04月号

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2024年04月号

新年度になりました。4月の声を聞くと同時に堅調そのものだった日本株も少々波乱と…

2024年03月号

昨年末、ペットシッタースクールのセミナー参加の際に犬の食事専門家 「Dog's…

2024年02月号

22日、日経平均株価が最高値を更新しました。世界情勢や国内の政治的混乱もどこ吹…