ペットと言えば、まず思い浮かぶのが、犬と猫ですね。
本サイトでは、まず犬との暮らしを考えてみたいと思います。
愛犬と楽しく暮らすために重要なのは、何と言っても「躾」、代表的なものはトイレ、無駄吠え対策ですね。最低限これらの躾ができれば、あとは、愛犬との楽しい暮らしが待っています。では、上手に躾けるためには、どうしたらいのでしょう。それは、まず、犬の学習・記憶パターンを理解することです。
ここでは、私が学んだことを簡単に紹介します。
皆様は、「パブロフの犬」という言葉を聞いたことがありますか?そう、犬にブザーを鳴らした後にご飯をあげていると、ブザーの音を聞いただけで「よだれ」を垂らすようになる、というやつです。これは、「古典的条件付け」と言われていて行動の記憶のメカニズムを表す有名なお話です。そして、これと並んで重要なのは、次に紹介する「オペラント条件付け」と言われるものです。犬に「お手」を教える時、上手くできたら、おやつをあげることをしていますね。これは、犬にとっては、「お手という行動(行為)が上手くできたら、ご褒美(褒めてもらえて、なおかつ、おやつがもらえる)、つまりいいことがある、と学習した結果なのです。
簡単な表にすると、次のようになります。
犬がある行動をとった結果 |
(犬にとって)いいことが・・・ |
嫌なことが・・・・ |
起きると→ |
その行動の頻度は、 高まる(正の強化) |
その行動の頻度は、 減る(正の罰) |
なくなると→ |
その行動の頻度は、 減る(負の罰) |
その行動の頻度は、 高まる(負の強化) |
行動から学習・記憶する犬の躾には、この理論が応用されています。では、実際に犬と暮らしてる方々は、どのような苦労をされ、また、それをどうやって克服されているのでしょう。
「経験から学ぶ」をテーマに、次の記事からは、「経験談」を紹介しながら考えていきたいと思います。
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