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「Edupet」 2014年11月号 vol.1

愛犬との暮らし:柴犬編+あとがき

2014年11月14日 10:59 by K-Tamaki
2014年11月14日 10:59 by K-Tamaki

柴犬編、続きです。


岡山県H.Kさん、

「柴犬を飼うことになって、特に苦労したのが結構食事にうるさいところです。たとえばクリームパンなどを欲しがるのであげようとしたら、クリームが付いていないところは食べずに、クリームが付いているところであれば食べるといった具合に、わがまま一杯に育ててしまいました。  賢く主人に対して忠誠心が豊富なはずの柴犬ですが、わがまま一杯に育ってしまって、近所からだめ犬と呼ばれる始末です。  室内で飼っているため、散歩に連れて行くときはその柴犬が行きたいときでないと、玄関からすら出ないときもあり、こちらが忙しいときに散歩に行こうと急かしてくるなど、甘やかして育ててしまった成果がこの柴犬になってしまいました。  また、冬など散歩中に飼い主を無視して休耕田に入り、穴を掘りだします。おそらくモグラか何かの小動物の音を聞いたためだと思いますが、いくら帰ろうと言っても言うことを聞かないときがあります。  子犬の時からしっかりとしつけをしておくことが極めて重要であることがよく分かった柴犬です。」

→いわゆる"俺様犬”になってしまったのですね。これからの躾、きっと大変でしょうけど頑張ってください。

奈良県N・Nさん、

「私は現在4歳になる柴犬を買っています。この子の前にも柴犬を飼っていましたが、13歳でこの世を去りました。同じ女の子の柴犬でも、今飼っている子と前の子で大きく性格が変わってきます。ペットの躾というのは、基本であると同時にとても難しいことで、皆さんも苦労されたと思います。いろいろな書籍等でやり方を勉強しても、みんな性格の違う犬たちに正解はないと思います。そこで私の経験ですが、まずに飼っていた子は、なんでもすぐに食べてしまい、"待て”が出来ないことが大変でした。これに関しては、"待て”をするときに口を軽く押さえてあげることによって、不思議と我慢できるようになり、同時に噛み癖もなくなり一石二鳥でした。現在飼っている子は散歩で突然歩かなくなることが問題でしたが、これはおやつをちらつかせて誘い、しっかりと付いてきたときだけご褒美におやつをやるようにすると、少しずつですが歩くようになり、現在では問題なく歩きます。躾は幼い頃が重要ですので、犬に合った躾をして下さい。」

→確かに個体差は、ありますね。この方はうまく躾てると思います。


いかがでしたでしょうか?

これを書いている私も皆さんの経験談、ずいぶん参考になりました。

岡山県のH.K.さんのお話などは、なんだか私自身にぴったり当てはまるような・・・・

私、実は犬の行動理論について勉強する以前は、「トイレさえうまくできれば、あとは大目に見よう。のびのびとたくましく育ってほしい。」と、

育てた結果、うちのチワワは立派な”俺様犬”に育ってしまい、今では毎日、私と2匹(チワワ+ダックス)でドタバタ劇を演じているしまつです。

 

 

今回は、経験談として募集した中から犬種別に多かったチワワ、ダックス、並びに柴犬についてお届けしました。

今後は、他の犬種や猫についての経験談も次号から随時紹介していくつもりです。

この記事が、これから犬・猫と暮らそうと思っている方々、ペットシッター等のペット関係のお仕事をされてる方々の今後の参考になることを祈って。

 

Eデュケーション・コンソシアム合同会社 代表社員 玉城 和幸

 

 

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