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2014年11月号 vol.2

愛犬との暮らし:中小型犬編~その2-3

2014年11月19日 00:27 by K-Tamaki
2014年11月19日 00:27 by K-Tamaki

 

中小型犬の最後は、シェルティーの愛称でおなじみのこの犬種です。

 

シェットランドシープドッグ

千葉県在住C.Iさん

「私が小学生のころ、シェットランド・シープドッグを飼っており、躾に苦労したのは、散歩のときに犬に引っ張られていた点と、他の犬を見ると吠えるという点でした。子犬のころから飼っていたため、「お座り、伏せ、待て」の基本的なことは教えておきましたが、かわいいという思いの方が大きく、躾についてはそれほど重要性を感じていませんでした。そのため、成長した時の吠えた時のうるささや、力の強さに悩みました。散歩で引っ張ることに対しては、リードを短く持ち、隣について歩かせるようにして、他の犬がいないところを選んで散歩するようにしていました。そして、吠えた場合は、叱り、落ち着いてから散歩を再開しました。根気強く、繰り返して教えると、できるようにはなってきましたが、成長した時のことを考えて、早い段階で、躾をしておく必要があると思います。また、子犬のうちに他の犬と触れ合いをさせる機会を作っておくことも重要だと思いました。小さい時の方が覚えも早く躾しやすいはずです。」

→子犬の時(生後3か月くらい)の他の犬とのふれあい、犬の社会化教育ですね。確かに、これが出来ていると躾も楽ですね。


兵庫県在住T.Kさん

「高校生に上がるまで、シェットランドシープドッグを飼っていました。両親が離婚して父親に引き取られて父子家庭で育ち、父の帰りが遅く子供だけでは心配ということもあり、犬を飼うことは番犬としての意味もありました。  シェットランドシープドッグはコリー犬の小型のものですが、非常に利口で、玄関口で不審な男性がうろうろしていると吠えて威嚇してくれました。  けれども近所の子供や新聞屋さんにまで吠えるので、吠えないように躾をするのがなかなか難しい問題でした。怖そうな男性に吠えるのは番犬として正しいとしても、犬好きで門の前にやってくる子供たちにまで吠えていては、近所迷惑でもあり苦情も来ます。そこで子供たちには吠えないようにと、わたしはできるだけ犬の前で近所の子供たちと仲良くしている所を見せるようにしました。近所の子供は飼い主にとって味方であり大切な存在なのだと、犬に分からせようとしたのです。  その結果、吠えるのを控えるようになってくれました。」

→この場合、子供たちや新聞屋さんにお願いしておやつをあげてもらうとさらに効果的です。

ここまでいろいろな犬種が登場しましたが、「うちにはもっとユニークな犬がいる」という方、私はもっと(別のことで)苦労したという方も是非経験談をお寄せください。

お待ちしています。


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