最後に2件、ご紹介します。
セントバーナード
長野県H.Iさん
「去年、息子の誕生日に彼が憧れていたセントバーナードの子犬をプレゼントしてあげました。しつけをしっかりするという約束でしたが、どうも強気になれない息子はなかなか彼をうまくコントロールする事ができず、散歩の時も引きずられっぱなしでした。セントバーナードは賢くて落ち着きあるイメージがありますが、子犬の時に最低限のしつけはしておかないと手に負えなくなりますから、ここは手伝ってやらなければと思ってまず息子に犬に毅然とした態度をとる事を教えました。犬は賢いですから、油断していると飼い主であっても舐められてしまいます。この事を息子に伝え、一緒に散歩にいって犬にも息子が主人である事を教え込みながら、同じスピードで並んで歩く事を促しました。その結果、犬は主従関係を理解してちゃんと並んで歩くようになり、息子も自信を持って散歩に行けるようになりました。主従関係をはっきりさせる事は大切ですが、なかなか大変だと感じました。」
→主導権を犬に渡さないことが大事ですね、特に大型犬は引っ張る力も強いですから。
ドーベルマン
神奈川県在住H.Mさん
「ドーベルマンのお話です。 躾で苦労した点は、大型犬の為に力が強い事と何よりも散歩が好きな為、嬉しさでその強い力で皆を無理矢理引っ張っていってしまう事でした。 自分の対策その一は彼と散歩に行く際、必ずピッタリとリードを短く持ってでも自分の真横に付けることです。実家から河原が近かったのですが、通行量が多かった為不用意な動きで自分だけでなく彼も危険な為でした。2週間程度で覚える事ができた為、次の段階に移行します。 次に行った躾は、リードを普通に持ったまま彼に真横に付いてもらうこと、力技もあるので賛否両論あると思いますが、最初の内は嬉しくて先へ行こう彼に強めに声をかけます少し耐えてくれた為褒めてあげる。次に先へ行こうとした際にかなり強めにリードを引っ張ります、自分の真横に戻るくらいに強く引っ張りました、先程よりもってくれた為褒めてあげる。3度目ですがお尻に蹴りを入れていました。やっぱり一番効いたみたいでムツゴロウさんの様に褒めてオヤツをあげる。これをローテーションしました。 これをやっぱり、2週間程度で覚える事ができ。それからは怒ることもほとんどなく、怒られることもなく、楽しい散歩の時間をすごしました!」
→おやつをあげて褒めるのはいいとして、「お尻に蹴り」はどうでしょう?噛まれなくてよかったですね。
いかがでしたか?
やはり、皆さんトイレと無駄吠えには苦労していたようですね。
そして、大型犬は、中小型犬に比べて引っ張る力が強いので、散歩の時の躾もプラスアルファでしっかりやっておかないといけないようです。
さて、ここまで犬種別に愛犬との暮らしの経験談をご紹介してきましたが、まだまだミックス犬(雑種)や多頭飼い(2頭以上)されている方々からの経験談も編集部に届いています。
それらは今後、各号に”愛犬との暮らし~経験談”のコーナーでご紹介することとして、次号は、ペットと言えば、犬と双璧をなす、猫と暮らす方々の経験談をご紹介します。
では、本誌が皆様のお役に立つことを祈って。
Eデュケーション・コンソシアム合同会社 代表社員 玉城 和幸
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