EduPet

2015年01月号 vol.1 「ペットと暮らす(一人暮らしの)独身女性は婚期を逃す!?」

実感してます。。 

2015年01月12日 15:57 by K-Tamaki
2015年01月12日 15:57 by K-Tamaki

 

まずは、この都市伝説を実感している(?)方々の体験談からスタートです。

東京都在住・トイプードル・SNさん

 「私は美容師をしている29歳、独身です。
福岡に生まれ、福岡の高校を卒業後、福岡の専門学校を卒業しました。就職も福岡でしようかと考えていましたが、東京に住んでみたいという憧れもあり、嫌になったらすぐ福岡に戻ればいいという考えで東京に出てきました。
初めての一人暮らし。ワンルームで狭いですが、セキュリティーがしっかりしているマンションを借りました。家具もお給料を貰うたびに買い足して、できるだけ親に迷惑をかけずに揃えていきました。美容師の仕事は1日立ちっぱなしで正直しんどいです。休憩も少なく、残業も多いので毎日ヘトヘトです。日曜日も仕事なので友人と遊べず、平日休みがあっても家で1日だらだらと過ごしていました。東京に来た頃は休みの度に買い物に出かけ、外出は多いほうだったのですが、だんだん外出するのがおっくうになり、人ごみが苦手で、家と職場を往復するだけの生活を送っていました。もともと東京には友人が少なかったのですが、休みが合わなかったり、友人には彼氏がいたりして、誘ってもらう機会はほとんどなくなりました。
そんな私の「癒しスポット」は職場近くのペットショップでした。犬は好きですが、犬は高いし、一人暮らしで飼うのは大変だろうと眺めるだけにしていたのですが、とってもかわいいトイプードルに出会い、どうしても欲しくなり飼ってしまいました。本当にかわいくて毎日癒やされています。飼って良かったと思っていますし、犬のいない生活はもう考えられませんが、ふと寂しさを感じて後悔することもあります。
私ももう29歳になりました。友人に会うのは友人の結婚式くらいです。周りはみんな結婚して子どもがいるので、久しぶりに会ってもママトークでついていけないし、夜はさっさと帰ってしまいます。親戚にもそろそろ結婚しろと言われるし、弟が先に結婚しそうだしで、正直かなり焦っています。私は結婚願望が強いほうで、早く結婚して早く子どもが欲しいと思っていたので、こんなはずではなかったと後悔してしまいます。犬を飼わなかったら良かったなどとは思いませんが、犬に構い過ぎて出会いの機会を逃してしまったことには後悔しています。犬を飼う独身女性は婚期を逃すとよく言われますが、その通りだと実感しています。私の場合、犬を我が子のように愛しているので、寂しさを感じなくなり、一人暮らしも平気でした。彼氏と別れたときも犬のおかげで意外と平気でした。」

→でも犬と暮らすプラス面も十分実感されてますよね。

愛知県在住・パピヨン・MSさん

「私は32歳独身女で、マンションに一人暮らし、パピヨンとシーズーを飼っています。
私は宮崎県出身で、6人家族の長女です。私が10歳の誕生日の時に初めてマルチーズを買ってもらってからワンちゃんがいる生活が当たり前になっていました。高校を卒業し、熊本県の大学に進学することになり、小さなアパートを借りて初めての一人暮らしをしましたが、ホームシックになりながらも、大学の友人に囲まれながら4年間生活しました。連休になるとほとんど実家に戻り、ワンちゃんに癒やされていました。大学を卒業後、愛知県の会社に就職しました。職場近くのマンションを借りました。大学時代から一人暮らしをしていて一人には慣れていたはずなのですが、近くに友人も知人もおらず、実家も遠くてなかなか帰れずにかなりのホームシックにかかり孤独を感じていました。しかも、会社は社員20人位の小さな会社で、年配の方ばかりで話は合わず、ストレスを感じていました。
そんな中、実家に帰った際、久しぶりに会ったマルチーズを見て私もワンちゃんを飼おうと決意。すぐに母親とペットショップ巡りをすることにしました。ペットショップ一軒目、小さなショップでした。そこにいたのがパピヨン一匹だけで、兄弟が昨日売れて一匹だけ残ったとのこと。抱っこさせてもらったら私の胸にぎゅっと顔をうずめてきました。正直、パピヨンという犬種を知らなかったし、飼うならマルチーズやシーズー、プードルとかにしようと思っていたのですが、一度抱いてしまうともうだめです。この子にしようと即決し、一軒目で決めてしまいました。パピヨンの名前はクリス君に決め、愛知県に戻り私とクリスの生活が始まりました。生後3ヵ月で飼ったので働きながらの世話やしつけは最初大変でしたが、楽しくって。今ではパピヨンのクリスは6歳になりました。そしてシーズーも親戚からもらって飼い始めました。平日は残業が多くて夜10時頃の帰宅が多いのでほとんど構ってあげられず、休日はその分ずっとワンちゃんと一緒にいます。ペットを飼うと婚期が遅れると言われますがその通りだと思います。私はせっかく仕事が休みの日も家にいることがほとんどで出会いの機会がありませんし、ワンちゃんがいると寂しい気持ちもないんです。私ももう32歳になり、正直焦っています。周りはみんな結婚しているし、私も結婚願望はあるのでずっとこんな生活を送ってきたことに後悔しています。」

→6歳なら一人でお利口にお留守番できますよ。思い切ってたまには出かけてみてはいかがですか?



京都府在住・シーズー・S.Fさん

「高校生の頃から、一人暮らしに憧れていました。短大は、実家から通える距離だったので、念願の一人暮らしを始めたのは、就職してからです。ワンルームの小さなマンションですが、インテリアを自分好みに揃えて、居心地の良い空間に仕上げました。初めのうちは、何もかもが新鮮で、楽しく過ごしていたのですが、誰もいない部屋に戻るのは想像していた以上にわびしく、実家が恋しくなることもしばしばでした。
しかし、あんなに意気込んで一人暮らしを始めたのに、寂しいからという理由で実家に戻るのも恥ずかしいので、ペットを飼おうと思いつきました。休みの日にペットショップに出向き、一目ぼれしたオスのシーズーを家に連れて帰り、同居生活が始まりました。
飼い始めてしばらくは、トイレの躾など、基本的なハウスマナーを身につけさせるために大忙しでした。何度もトイレを失敗する愛犬は、可愛くありながら憎らしくもあり、叱ったり褒めたりを繰り返しながら躾をしていきました。 手のかかる子ほど可愛いといいますが、そんな風に世話を焼いているうちに、愛犬への愛情はどんどん増していきました。
私が仕事から帰ると、尻尾がちぎれそうなぐらいビュンビュンふりながら駆け寄ってきて歓迎してくれます。こんなにストレートな愛情表現は、愛犬以外から感じたことがありません。私がいない間、一人で寂しく待っていてくれるのだと思うと、待たせるのが可哀そうになり、仕事帰りに同僚に誘われても、断って家に帰ってしまいます。
付き合いが悪いため、コンパなど、異性と知り合うイベントなどにも誘われなくなり、会社と家の往復を繰り返す生活を送っています。愛犬との生活に何の不満もありませんが、一人暮らしの寂しさを紛らわすためにもっと別の方法を選んでいれば、今頃は彼氏ができていたかもしれないなと後悔しています。もうすぐ30歳になりますが、若い頃は、自分がこの年まで独身でいるとは思ってもいませんでした。愛犬本位の生活を続ける限り、新しい出会いなどのチャンスもなさそうなので、このまま独身で20代を終えることになると思います。もしも、気になる男性が現れたとして、運よくお付き合いをすることになっても、私はやはり愛犬のことを第一に考えてしまうと思うので、上手くいきそうにありません。私の今までの人生を振り返って、何が一番重大な分岐点だったかというと、就職や一人暮らしなどではなく、愛犬を飼ったことなのだろうなと感じています。」

→分岐点に戻れる・・・・そんなドラマがあったような気がしますが。もし戻ったとしても、貴方はまたその愛犬を飼うかもしれませんね。


関連記事

ペットシッターサービスへ参入したポピンズ

2024年04月号

ペット関連企業情報 個別情報

2024年04月号

ペット関連企業 個別情報 その2

2024年04月号

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2024年04月号

新年度になりました。4月の声を聞くと同時に堅調そのものだった日本株も少々波乱と…

2024年03月号

昨年末、ペットシッタースクールのセミナー参加の際に犬の食事専門家 「Dog's…

2024年02月号

22日、日経平均株価が最高値を更新しました。世界情勢や国内の政治的混乱もどこ吹…